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男性ストリップ版ウォーターボーイズ★81点(100点満点)

 「フル・モンティ」は、Yahoo!映画によると、ヒューマンコメディーという位置づけらしい。そのカテゴリーが正しいかどうかはわからないが、正真正銘のコメディーとするには抱腹絶倒ではなく、要所要所で笑わせてくれるものの、ドラマとしてのストーリーもしっかりしていて、単にコメディーとするだけではもったいないとも言える。そこで上に男性ストリップ版「ウォーターボーイズ」と書いたように、ひとつの舞台を完成させるまでの物語なのである。基本的にこの手のコメディーは中途半端で面白くないことが多いのだが、設定が男性ストリップというキワモノのせいか、見る者を最後まで引き込む力を保っているのである。「ウォーターボーイズ」も男のシンクロというキワモノではあったが、主人公が高校生なので、リミットがかかっていた。しかし、こちらは失業中の中年男たち。しかし、そこで下品にならず、卑猥にならないのは監督の力量と出演者の演技力のおかげだろう。

▽▼ネタバレあり▽▼


ヽ(ΘДΘ)ノわーん いったい誰と闘っているんだ?★65点(100点満点)

ハウルの動く城」の作品の評価を下げたA級戦犯は二つある。一つは倍賞美津子とストーリーだろう。声の老若を気にしたことはなかったが、この作品を見るとその違いは顕著で、倍賞美津子の声はあまりに老けている。この映画の宣伝コピーの「18歳のおばあちゃん」とはよく言ったもので、この声のせいでもともとのソフィーの若さが感じられない。ソフィーの精神的な年齢がこの映画のテーマの一つなんだが、少なくとも表面的な声は若いままであって欲しかった。対して好演なのがカルシファー役の我修院達也。この映画での数少ない救いの部分。実際に見るとあまりに個性が強すぎて萎えるが、声優としての出演はマイルドでかなりいいと思う。木村拓哉は評価保留で。可もなく不可もなくが正直なところ。その役柄自体が正体不明なところがあるので、それですべて語ってしまうのは早計かもしれないので。ただ、やや棒読みっぽいところがあるのは否めない。でもどうして宮崎アニメは声優でなく俳優を使いたがるんだろ。

▽▼ネタバレあり▽▼


アジアのスターという括りが翌判らない今日この頃★31点(100点満点)

どれだけ需要があるのか判らないが定期的に公開されるアジア映画の一つ「PROMISE 」。派手なアクションにハリウッドにまで取り入れられたワイヤーアクションに美麗な画像に、薄いストーリー・・・・・

 「LOVERS」とか「英雄 ~HERO~ 」などみんな同じ傾向の作品なんですな。だけどおしなべてアジア映画はどうもダメです。ごめんなさい、「世界の映画を斬る!」の看板を外そうか。でも「斬る!」は守ってるから許容範囲内だよね!

 地味に外国映画づいている真田広之。いい役者なんだけど、今のところハリウッドでの役どころには恵まれているとは言えない。この映画は得意(封印中?)のアクションもあるけど、どこまで真田広之自身が演じているかは不明。元JACの実力をしかと見せて欲しいが。

映像は綺麗のひと言。映画と言うよりはデザインカタログのような色使いとセットと衣装。舞台的なセットに近いかもしれない。ただ、褒められるのはそこまで、それ以外が全然ダメ。CG(アニメ?)も部分部分で使われているが荒く、その特殊効果は珍妙で笑いすら誘う。冒頭でチャン・ドンゴンが主を背負って走ったときは何事かと思ったよwある時はよつんばいで走って、ある時は漫画的に走ったり。でも問題はそんなところではない。

▽▼ネタバレあり▽▼


魔法界の大谷政子ホグワーツに君臨す★62点(100点満点)

 なんか、ハリーの首がやけに太くないか?ラグビーでもやっているのか!劇中で突っ込まれるくらい顔が痩せたので余計に太く見えるんだよね。もう5作目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」にもなって、作品ごとに大きくなったと書くのは飽きたけど、久々に登場のマグル(人間界)のハリーの従兄弟ダドリーの変貌には驚き、最初誰だか判らなかったよ。

 今回、大活躍するのが、一癖ある教師ばっかりが赴任する「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師アンブリッジ。このおばちゃんが、大谷政子バリのピンキー。大谷政子が判らないヤングはググって。でもあんまり情報ないね。たしかテイジンの会長かなんかの婦人で故人。生前は全身ピンクの洋服を身につけ、メディアに出てたんだよね。その時点で無くなっていた旦那を「お父ちゃん」って呼んで場をかき混ぜて大騒ぎ。デヴィ夫人をピンクにして笑い袋を足した感じの人。そんな大谷政子に負けじと全身ピンクのドレスに身を包んだ、アンブリッジが魔法省から送られて、ホグワーツを統率しようとするんですな。

▽▼ネタバレあり▽▼


本作のハリーは14歳らしい。一応念のために。★55点(100点満点)

 前作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の後半からヴォルデモート編とも言うべき、最終決戦への物語が始まることになるが、それは序章にすぎない。本作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」では、一見して三大魔法学校対抗試合が物語のメインストーリーのように思えるが、これはあくまでもヴォルデモート編の舞台を用意するための環境作りであって、本筋ではないと言っても過言ではないかも。

 前作で既になくなりつつあった子供向け魔法ファンタジーの雰囲気はこの作品では霧消している。代わって覆っているのが暗い重苦しい雰囲気。この作品ではハリーの周囲からの孤立と愛との間の葛藤を一つのテーマにしている。その為か三大魔法学校対抗試合での他校との交流を通じて、レギュラー人物内だけでない幅広い恋愛劇を作ろうとしているが成功していない。そもそもどこまで本気でその部分を描こうとしたかは不明だが、成就しているわけでもないで、余計に冗長に感じた。原作は未読だが、原作者が愛について各といったコメントだけは記憶している。だったらこの部分は青少年の通過儀礼的なものであって、ストーリー上それほど重要でないと思う。

▽▼ネタバレあり▽▼


m9 ΘoΘ)本作のハーマイオニーがかわいくないと思ったあなたは、真性のロリコンです★92点(100点満点)

 第5作まで観てこの「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が一番良い出来ではないかと思う。1.2作とは監督とは監督が交代し、新しい作風になっている。かといってすべて変更というわけではなく、良い部分はそのまま引き続き、悪い部分はバッサリ切っている。クィディッチとか。

 まず見て驚くのがハリー達が成長していること。まあ育ち盛りの伸び盛りだし。ハリーだけでなく子供達は全員でっかくなったちゃった。前作から2年だから、当然と言えば当然だが、第一作と第二作の間でほとんど変化がなかっただけに、おじさんちょっとビックリ。このまま行くと最終話が上映される頃には中年になっているかも。冗談はさておき、成長が著しいのは確か。それと関係があるのかないのか、全作までのファンタジー少年学園モノの作風から、やや大人びた高校学園モノくらいまでに発展している。

 もう一つ大人向けになった理由は、このシリーズから完結に向けた、あえていうならヴォルデモート編とも言えるような連続シリーズが始まっていること。シリーズで重要であろうシリウス・ブラックなどが本作から出てくることになる。これらの関係は押さえておかないと、後のシリーズを見るときに訳がわからなくなる可能性があるので、注意して見られたし。

▽▼ネタバレあり▽▼


小さいハリーが観られるのはこの作品まで★65点(100点満点)

 他の続編を観た後だと、正統派の続編といえる「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。前作の「ハリー・ポッターと賢者の石」は顔見せの色合いが濃かったけど、今回はよりホグワーツの世界を楽しめる作りになっている。基本的な世界観や演出は前作を完全に踏襲しているので、前作のファンなら安心して楽しめる。ただ、ハリーの声変わりが始まっているような気が・・・・・

 ハリー・ポッターのお決まりの魔法や不思議なアイテム、不思議なクリーチャーなども健在。前作よりもより深く、ホグワーツの世界を堪能できる。また、仲間についての描写も前作よりも詳細になされていて、ハリ、ロン、ハーマイオニーの三人組以外の描写も濃くなった。一作目から濃くすると混乱するからね。これくらいが丁度良いかも。

▽▼ネタバレあり▽▼


まだまだ初々しかったハリー達・・・・★75点(100点満点)

 原作本は未読。これからも読むことはないかな。映画について書く前に念のために。

 生活保護を受けていたJ・K・ローリングが、ヒットとともに英国一の大金持ちになったという、そっちの方が魔法じゃ!という汚れた大人の意見は置いておいて、児童文学ながら大人にも根強いファンがいる、ハリーポッターシリーズの第一弾「ハリー・ポッターと賢者の石」。見てみてびっくり。ワーナーのこれを是非とも対策にしようという意気込みが随所に現れてる。通常どの作品でも1作目の興業結果によって、2作目の制作が決まって予算が増えることになる。そうすると内容は別にしても、見た目だけはより豪華になる。しかしながらこの2作目は、2作目になってもそれほど大きい変化はない。既に原作で世界観が出来上がっていたというのが大きな理由。あとから付け加えた人物設定やセット、様式などの世界観が既に一作目から出来ていることが大きい。もう一つの理由は、それだけこの作品に掛ける意気込みがすごかったということ。細部にわたってキメの細かい映像を観ることが出来る。

 この映画はイギリス原作のハリウッド制作で、原作の世界観を残そうとしたせいか、イギリス的な世界観を残すことになっている。大きなところでは格差社会を如実に現したところ。日本で格差社会が叫ばれて久しいけれど、やはり欧米のそれには遠く及ばない。アメリカは格差社会とは言っても、人種的なモノを除いては後天的な結果によるものとの認識が強いと思う。だけど、イギリスでは持って生まれた血統的な特徴が色濃く残っているんですな。それがこの映画では「魔法族」や「マグル(非魔法族)」として登場する。

▽▼ネタバレあり▽▼


生徒「せんせー、ハンニバルシリーズは羊たちシリーズに入りますか?」。先生「入りません」★53点(100点満点)

 「ハンニバル」の何がイケないかというと、レクターの行動が自由だからだと思う。レクターは刑務所のような制約のある場所で彼の怜悧な頭脳を駆使しながら、他の猟奇殺人犯をコントロールし更なる犯罪を犯すことに魅力がある。当然ながら殺害という行為には動物的な本能はあっても人間的な知性はなく、それをどう説明したところで、彼の知性には結びつかないのである。「羊たちの沈黙」や「レッドドラゴン」では、その直接的な殺害シーンを極力避けることによって、レクターの残忍さと知性を両立してみせることに成功したのである。しかしながらこの作品ではレクターが犯行を行うことを見せていて、単なる殺人鬼にしか見えなくなってしまっている。

▽▼ネタバレあり▽▼


映画のパロディーてんこ盛り ★★★ 67点(100点満点)

 深夜にやっていたのを録画。観た後の感想をひと言。時代を感じるなぁ~(笑)。そんな時代を感じるのは「ホット・ショット2」。いろいろな映画のパロディーを盛り込んだ、おバカ系どたばたコメディー。ランボーをメインにその時代の映画を数々パクってパロっている。観ていて、そうそうそう言えばそんな映画もあったと別の意味で懐かしい思い出が蘇ってきたw あと時代を感じたと言えば、日本首相訪米歓迎のアメリカ大統領との晩餐会で、刺身を見た大統領が気分が悪くなって、首相のヒザに吐くんだけどw いまの寿司、刺身人気を考えると、まだ生魚を食わないなんて行っていた時代があったのかとノスタルジーを感じたよ。日米の貿易摩擦の最中で、その辺のネタもあり。

 主なストーリーは、湾岸戦争のイラクで捕虜となったアメリカ軍特殊部隊員を、チャーリーシーンが演じる主人公が救出に赴くというもの。すごいのが、ナンセンスギャグの連続なのに、すべてに金がかかっているということ。数多くのギャグ盛り込まれているんだけど、そのギャグ一つ一つが凝っているんですな。サプライズゲストも盛りだくさん。驚いたのは、本物のランボーにも出ている、リチャード・クレンナ(ランボーの上官役)が同じく出ていること。それってアリなのか?w

 

 ▽▼ネタバレあり▽▼ コメディーはネタが命なのでネタバレなし。


画面は綺麗になったけどこの物足りなさは・・・・・ ★★★ 62点(100点満点)

 カルト的映画「猿の惑星」のリメイク版「PLANET OF THE APES/猿の惑星」。基本的な部分は元の作品を踏襲しているが若干の変更も。原作者のピエール・ブールは第二次大戦中日本軍の捕虜となった経験からこの作品を作り出したと言われている。

 本作はティム・バートン監督により前作の独特なB級カルトSF映画からエンターテインメント大作に変貌させている。それが功を奏したかは正直微妙。元の作品を見たときの衝撃から比べるとエンターテインメント性が大きい分、その衝撃も薄らいでいるようにも思える。映像、特殊メイク、CGどれをとっても前作とは雲泥の差。前作(リメイク前版)なんて、ただの猿のマスクだったでしょw だけれども迫力がないんだよね。その設定に観る側の者が慣れてしまったというのはあるけど、今回の作品は単に今の人間界の話を猿に置き換えたって感じがする。人間贔屓の猿が動物愛護団体にかぶって見えた。

▽▼ネタバレあり▽▼


ひと言で言うとなんだか懐かしい映画 ★★ 33点(100点満点)

 Yahoo!映画で「ファイアーウォール」で調べてふとおかしいなと気がついた。すると、絶妙な書き込みが「http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=324194大変残念ですが2006年4月に日本で上映されたハリソン主演の映画はこっちです」ヽ(ΘДΘ)ノ わーん、まぎらわしいんだ。ボケェー
ってなわけで、「ファイヤーウォール」が正式名称。ちなみに映画内でファイアーウォールが出てくることはなし・・・・・

 タイトルから想像して、サイバーっぽい映画を期待したあなた、ハズレです。ましてや、最新のネットワーク技術やセキュリティーを期待したあなた、大ハズレです。2006年制作の本作ながら、CGに食傷気味の観客を意識しすぎたのか、全くそのようなシーンはなし。しかも、一応コンピュータネットワーク絡みの映画なのだが、それに関する描写がすごく陳腐。ストーリー全般もものすごく古典的。明らかに20年くらい前の映画のつくりですな。

▽▼ネタバレあり▽▼


口でクソたれる前と後に「サー」と言え!分かったかウジ虫! ★★★★ 85点(100点満点)

 知る人ぞ知るハートマン軍曹はこちらの映画から「フルメタル・ジャケット」。キューブリックの不朽の名作。ストーリーはハートマン軍曹が鬼教官の海兵隊新兵のトレーニングが中心の前半とベトナムに派遣されたその後を描写した後半に分かれるが、一貫して戦争の狂気が描かれている。

 後に似たようなスタイルの戦争物も数多く作られたけど、そのスタイルを確立した作品でしょう。やはり印象が強いのはハートマン軍曹、訓練教官で新兵を徹底的にシゴきまくる。訓練生を徹底的にいびり、罵倒するのは、入隊前の地位やプライドなどを一度捨てさせ、再び鍛え直させるためのモノだとか。しかし、彼の発する罵詈雑言がどれも皆卑猥で下品にもかかわらず、強く印象に残りそれでいて知能が低いとは感じさせないのは、発する内容が要所要所で的を射ていてるところかも。
▽▼ネタバレあり▽▼


寝たきりの主人公がアクションシーンまでこなしてしまう ★★★ 59点(100点満点)

 近年まれに見る設定で始まった「ボーン・コレクター」。このような設定は、おそらくヒッチコック監督の「裏窓」のジェームス・スティアート以来でしょ。デンゼル・ワシントンが演じる主人公が事故で全身不随で、動かせるのが顔と指一本だけという設定。その主人公が、タクシーで無差別に拉致し、殺害して行く連続殺人鬼を追いつめるというもの。「裏窓」との違いは、「裏窓」はあくまでほとんど部屋からのシーンのみなのに対して、「ボーン・コレクター」は、主人公の手足耳目になるアンジェリーナ・ジョリー演じる女性警察官がいる。

 ジャンルで似ているとすれば、同じようなプロファイラーものの「羊たちの沈黙」との違い。「羊たちの沈黙」と違い「「ボーン・コレクター」」は徹底的なエンターテインメントを貫いています。とにかくいろいろな要素を詰め込みすぎというのが率直な感想。特に注目するべきなのがこの主人公。主人公が全身不随で動けないってだけでもお腹いっぱい。しかも元警察官(現役ではない)で、時々発作で、生死の縁を彷徨うときたら、もう他に付け加えることないでしょう。さすがにそれでは色気がないと制作者が思ったのかアンジェリーナ・ジョリーを手足に使って、しかも初対面なのに高飛車な命令の連続。いくら有名な元警察官と言っても、現役警察官が協力するってないんじゃないの?

▽▼ネタバレあり▽▼


ジョディ・フォスターの熱演、アンソニー・ホプキンスの怪演 ★★★★★ 95点(100点満点)

 この映画何回観ただろ。レクターシリーズの第一弾、レクターシリーズの元祖。ストーリー的には「レッド・ドラゴン」のあと。

羊たちの沈黙」は言わずと知れたレクターシリーズの元祖。この作品がアカデミー賞を総なめしたことによって、後の作品群が生まれたと言っても過言ではない。それが良いか悪いかは別として・・・・・

 この作品の良さは、アンソニー・ホプキンスと言っても過言ではない。それに負けじとジョディ・フォスターが好演。でもやっぱりホプキンスの演技に掛かっているところは間違いない。彼の演技はこの作品では随所に光っていて、特にレクターの登場シーンは彼が出したというアイデアにより、ハンニバル・レクターの存在感を際だたせている。会話のひと言ひと言も示唆に富んで洗練されており、脚本も同時に評価されるべきだと思う。

▽▼ネタバレあり▽▼


お前らとにかく先に逃げろよ ★ 20点(100点満点)

 この「ボルケーノ」をあえて褒めるところがあるとすると、日本人とアメリカ人の自然に対する考え方の違いを表したと言うこと。もちろん意図せずしてだけど。以前から言われていることだけど、日本人の思想は神道であって、自然自体は偉大なパワーで、共存するものではあっても、それを制御しようという思想はないんですな。対して欧米の思想だと神の子である人間が自然をも支配し、コントロールするという考え。ディザスターパニック映画だとその違いが如実に表れてくるもので、この作品の場合はテーマが火山になっただけ


▽▼ネタバレあり▽▼


大魔神様!お怒りを鎮めてくださいませ!! ★★★ 60点(100点満点)

 なげーよ。つか、上映時間約3時間ってなによ?この映画に限ったことではないけれど、最近の作品って本当に長いね。映画館で観るときは、最近はビールを片手にということが多いんだけど、観る前から長いってのは知っていたので、本作を観るときはビールは控えたよ。3時間だったら途中で絶対にトイレに行きたくなるし、一度「バットマン ビギンズ」で懲りたので、自重する。

 では「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」の内容が悪かったかと言えばそうでもない。3時間を集中して観させる事ができるのはさすが。ただ作品に不満がないという意味ではないよ。大衆映画として最後まで観させる力量はさすがという意味だけ。本作について言えば、2で広げた大風呂敷をいかにまとめて大団円を迎えるかが、真の意味での監督の力量。その点で成功しているかは甚だ疑問で、結局まとめきれていない。2の最後や3の冒頭でいろいろと仕掛けられた伏線が、結局最後まで日の目を見ることなく不発弾のごとく埋まっているのは、これは何か意図しているのか?それともいい良いわけが見つからず結局放置したのか?と勘ぐらずにはいられないのは、制作者の意図として不本意かもしれない。だけど、ドラマの24のごとく、いかにも意味ありげなセリフ・キャラなどの伏線を、さんざん大きく見せておいて、最終的にこちらが期待しているより遙かに小さく、はてまた一部の伏線はなかったこととして無視するごとくに扱うのは、ドラマでは許されても大作映画と冠された作品に許されて良いものではないんじゃないの?
先に注意しておくと、最低限パート2は見ておかないと訳がわからない映画になっている


 ▽▼ネタバレあり▽▼


イカ!イカ!イカ! ★★★★ 88点(100点満点)

 「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」に続く第2弾「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」。パート3である「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」まで観た感想としては、シリーズ最高傑作ですな。前作では、キャラのお披露目だったモノが、各キャラクターが立ってきていて、ストーリー的にも深くなっている。

 まず、本作の位置づけは、キャラはパート1を引き継いでいるモノの関連性は薄く、むしろ前作からの設定変更のために、本作冒頭でかなり無理矢理なストーリー展開になっていると思う。ただ、良いモノはそのまま引き続いているので、前作との比較がなければ、すんなりと受け入れられる設定になっていることうけあい

▽▼ネタバレあり▽▼


ジョニー・デップオンパレード ★★★ 65点(100点満点)

 はずれが多いディズニーの実写映画。アニメと違ってつまんないんだよね。とにかく話がつまらない。ストーリーが一本道。アニメの多くはかなり練り込まれているのに、どうして実写になったとたんダメになるんだろうと、もうディズニーの実写には手を出さないと思っていたときに公開されたのが本作。

 カリブの海賊はTDLのアトラクションで好きだけど、映画で「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」を映画で観たいとは思わなかったというのが当初のニュースとして聞いた感想。しかしながら本作はその世界観がそのまま再現されてます。特に前半部分は、アトラクションを経験した人ならニヤリとする演出が盛りだくさん。

 この映画はキャラがそれぞれ個性的だけど、やっぱりジョニー・デップが演じるキャプテン・ジャック・スパローの魅力が大きい。2.5枚目のキャラを演じられる俳優はそうはいないですな。ジャック・スパローがいなければ、B級映画になってたかもね。でも、ジョニー・デップの存在が良い影響を与えている。

▽▼ネタバレあり▽▼


ショートタイムメモリー(前向性健忘)は、映画界にかなりの需要があるらしい ★ 11点(100点満点)
 
 ごめん、とにかくだるかった、最後まで見るのが。ちょっと前に書いたLIMIT OF LOVE 海猿」が日本映画の動の悪い見本だとすれば、この作品は静の悪い見本。なんだろこの間は。存在感が大物の間を出すのであって、間があればすごい演技というわけではないんですよ。見ているこっちがその間について行けないわけで、冗長なつくりになってしまってる。

 主人公である数学が専門の「博士」は事故で、事故後の記憶は80分間しか記憶できないという設定です。ショートタイムメモリーと言えば、「メメント」とか「50回目のファースト・キス」、あと「ファインディング・ニモ」にもそんなキャラがでてくる。その中で臨んだ和製ショートタイムメモリー映画(そんなジャンルがあるのか知らんが)がコレ

 

 


よく頑張った!!苦しみを超えて最後までよく耐えて観た俺へ ★ 28点(100点満点)

 日本の映画界の潮流を考えると、ここ数年いくつかの流れがあって、一つは予算をかけた大作化であり、テレビドラマやコミックが原作の映画化である。それ以前の観られたものではないレベルの映画から、何とか観られるレベルまで技術レベルは向上している。作品によっては十分面白い作品や個性的な作品が生まれてきており、将来的に十分期待して良いと思っている。その陰でもう一つの潮流は、いわゆる在日ムービーであり、在日会社のシネカノン主導で、数々の作品を生み出している。「Go!」とか「血と骨」などがあり、その成否は横に置いておいても一つのジャンルとして生み出している。

 で、この作品は期待と諦めが相半ば。いろいろな批評で評価の高い作品であるのが期待で、監督があの井筒監督であるのが諦め。北朝鮮を共和国と呼んだり、日本赤軍を賛美したり、そりゃもう真っ赤っか。監督の作品は見たことなかったけど、そりゃもう一度は観てみないと賞賛するにも批判できないからね。で観たのが「パッチギ! 」。「パッチギ! LOVE&PEACE」にあわせてテレビ放映してたのでね。

 僕だけかもしれないが、映画を観る前って、一応その映画に関してどの程度のできか予想して観るんだよね。映画評とか予告編などで。この作品もクソ映画臭を嗅ぎ分けたんだけど、そりゃもう評論家絶賛ですよ。期待値が高く実際のツマラナイ映画を観ると評価は低く、期待値が低くてもそれなりに面白い映画を観ると実際の評価は高くなりがちに。この映画に関して言えば期待値は低かった(もっといえば最低レベル)だったのに、、、、、、

▽▼ネタバレあり▽▼


ポッケモーンフラーーーーーーーッシュ!!! ★★★ 58点(100点満点)

 アカデミー賞女優助演賞ノミネートをはじめ、数々の部門でノミネートされた大作.....と思いきや、よくもまあこんな平凡な物語を無理矢理壮大なドラマ仕立てにしたなぁと、ある意味感心した作品。テーマはあるようでなし。メッセージはあるようでなし。タイトルからして「バベル」ですよ。旧約聖書ですよ。アダムとイヴですよ!!ケインとアベル、ソドムとゴモラですです!!そんな話は知らなくても関係なし。
 
 知らない人のために、昔人間はすべて同じ民族で、同じ言葉をしゃべっていたんですな。でも人間の傲慢さが、神の場所まで到達させようと、巨大な塔(バベルの塔)を建築しようとしたんですよ。でそれが神の逆鱗に触れ、人間は罰として人種が分けられ、言葉もお互いが判らないようにしたんです。そう、この映画のテーマは「コミュニケーション」、それが成功しているかどうかは別として。


▽▼ネタバレあり▽▼
 


ノンフィクションだけに救いのない映画 ★★★ 69点(100点満点)

ルワンダの内戦、フツ族による少数派ツチ族の虐殺が行われる中、フツ族である「ホテル・ルワンダ」の支配人である主人公が、ツチ族である自分の妻やほかの多くのツチ族を匿い、大勢の命を救った話。

▽▼ネタバレあり▽▼


大衆作品を社会的に仕上げた作品 ★★★★ 70点(100点満点)

 アフリカがブームらしい。確かにハリウッドでは以前から比べるとアフリカがテーマの作品は格段に増えている気がする。いずれブログにも書く予定だが、ハリウッドでの日本ブームに共通する要因も多い気がする。それはハリウッドでのネタ切れ。ネタ切れがアメリカから飛び出させ、世界をテーマにした作品が増えているのだろう。今年のアカデミー賞で最初の司会者(誰だか忘れた)が言及していたが、本当の意味で国際化してきた。かつてはせいぜい何系アメリカ人だったのが、各国を題材にするのに伴い、現地の俳優を積極的に使い始めたんだんですよ。

 今回のエントリーに関係ない話題はこれくらいにして、今回の「ブラッド・ダイヤモンド」をエントリーするについて、正直ジャンル分けに迷ったんだよね。アクションと言うべきか社会派サスペンスにするべきか。それくらい、両方の要素が強い。よく言えばバランスがよく、悪く言えばどっちつかず。しかも、それなりに良い作品の仕上がっているから、始末が悪い。これは批評する者泣かせになっている。

▽▼ネタバレあり▽▼


(薄味ラブストーリー+30代キャリアウーマン)×2=ホリデイ ★★★ 66点(100点満点)

 まず気になることは、どうしてこの映画を映画館で観たんだろう。というところかなw (けっしておもしろい映画ではないと言っているわけでない)。普段見ない映画、動物・アニメ・恋愛の三大禁忌(タブー)の一つなのに(嘘

 この作品は、映画館の予告編で見たて面白そうだったから観たんだけど、予告編ではあまり恋愛テイストを感じさせなかったんだよね。むしろ、ハートフルコメディー映画とすら思った。僕がこのところ一押しのジャック・ブラックも出てるし。
 ストーリーはイギリス女性とアメリカ女性がホームエクスチェンジ(家を交換)して、その時起こるいろいろなことが発展して、恋愛にというある意味王道なんですな。恋愛モノにするなら、わざわざ家を交換しなくて良いじゃんと思ったのが正直なところ。
 家を交換するなら、イギリスとアメリカの習慣の違いとかが欲しいんですよ、観客として。アメリカ人の家に行って冷蔵庫を開けたらジャンクフードばっかりだったとか、銃が枕の下にあったとか、イギリス人の家に行ったら近衛兵が警備してたとか、玄関の前にアイルランド人が泥酔して眠っていたとか。残念ながらそんな映画ではないのです。(唯一、自動車の左走行については描写あり)

▽▼ネタバレあり▽▼


知性を削って、オリエンタル要素を追加したレクター★34点(100点満点)

 一足先に見ちゃった「ハンニバル・ライジング」。
羊たちの沈黙 」からのレクターシリーズのファンとしては、是非押さえておきたいところ。「ハンニバル・ライジング」は「羊たちの沈黙」より前の「レッド・ドラゴン」よりも更に前の話で、時系列的には

「ハンニバル・ライジング」→「レッド・ドラゴン」→「羊たちの沈黙」→「ハンニバル

の順番になるんですな。
今回の作品はレクターが殺人鬼になった原因、まさにそれをストーリーにした作品です。シリーズ未見の人は、公開順

羊たちの沈黙 」→「ハンニバル」→「レッド・ドラゴン」→「ハンニバル・ライジング」

見ることをオススメ

▼▽ ネタバリ有り ▼▽


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