アクションの最近のブログ記事

その猥雑さがこの映画の表現したいポイント★90点(100点満点)

 ちなみに鑑賞したのはUSAバージョン。コレには少し説明が必要かも。

 グラインドハウスとはアメリカで60~70年代にB級低予算の暴力・ホラー・エロスで満ちた映画を数本立てで上映していた映画館の総称で、この作品はその当時の雰囲気を再現することがこの映画でのテーマになっている。その構成は「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」の二作品に、本物の映画予告を模してグラインドハウスの世界を再現するため作られたダミー映画予告である「マチェーテ」「ナチ親衛隊の狼女」「Don't/ドント」「感謝祭」を加えた作品群を「グラインドハウス」として公開したもの。

 しかしながら様々な事情で(どうもアメリカでの興業が振るわなかったせいで)、アメリカ以外の国々では「プラネット・テラー in グラインドハウス」「デス・プルーフ in グラインドハウス」を別々の作品として公開している。しかし、クエンティン・タランティーノの好意で?、日本ではTOHOシネマズ 六本木ヒルズとTOHOシネマズ なんばの2館で8月末まで限定的にUSAバージョンバージョンとして、元々の作品のままを公開していたのが今回紹介する作品。それぞれの個々の作品は未見だが、インターネットの情報によると編集が違うらしい。

一つはフェイクの予告編の存在。なんでも「プラネット・テラー」に「マチェーテ」のフェイクの予告編が放映されるだけで、残りの予告は放映されないされないらしい。もう一つは「プラネット・テラー」「デス・プルーフ」の両作の中で、演出として「リール紛失の為」と断り書きにより意図的にカットされた部分を放映するらしい。「プラネット・テラー」では保安官の兄の店に生き残ったメンバーが集まり、ゾンビの攻撃を今まさに受けようとするところで、「デス・プルーフ」ではカート・ラッセル演じるスタントマンマイクに女性がラップダンスという、ストリップハウスで個別の客に踊る扇情的なシーンである。

 ただ、このように一つの作品を分割し公開されるのには作品としての質を破壊することにならないか心配。この作品の目的はグラインドハウスの雰囲気を再現することにある。その為に映像のためにわざわざ昔の映画に良くあったフィルムの傷やノイズを後から付け加えたり、先に述べたニセの予告編までつくり、更には意図的に映画の本編を「リール消失」としてわざわざシーンを欠落をさせているのである。この作品を見れば判るがその芸は細かく、B級ぽい映画を作りながらも予算はふんだんに使っている。にも関わらず、一つの作品としての「グラインド・ハウス」が二つの作品に分割され、ニセ予告編の大部分をカットすることは、グラインドハウスの雰囲気を壊し、ただのB級映画にしてしまう行為である。それぞれの個別バージョンは観ていないので論評は避けるが、USAバージョンバージョンを観たものとしては一番気になるところである。

▽▼ネタバレあり▽▼


悪貨が良貨を駆逐する★85点(100点満点)

  こうなるのが彼の運命なのか、シルベスタ・スタローンの二大看板作品と言ったら、「ロッキー」シリーズと、この「ランボー」シリーズ。第1作はどちらも良作なのに、2作目以降は時代の要請なのか、エンターテインメント作品と成りはてて、映画マニアを落胆させたシリーズでもある。ところで「ロッキー」シリーズの最新作「ロッキ^・ザ・ファイナル」では原点復帰したのだが、なんでもこの「ランボー」シリーズも「ランボー4」の制作が決まっているとか。これもロッキーみたいに第1作の様に社会派的な作品になるのか、エンターテインメント性の強い作品になるのかは見もの。何になるんだろうね。サブタイトルは。「ランボー 怒りのテヘラン」とか「ランボー 怒りのピョンヤン」とかがオススメ(嘘

▽▼ネタバレあり▽▼


羊頭狗肉★23点(100点満点)

 「少林寺三十六房」の続編「続・少林寺三十六房」だが、、、、、ひどいなこれは続編として扱っていいか悩むな。そもそも三十六房じゃないし。少林寺三十六房という設定だけ残して、あとは全く別物。少林寺三十六房といっても、物語にほとんど関わってこないし、、、、、

 とにかくダメなのが、妙にコメディータッチになっているところ。前作のシリアスな作風から本当に続編かと思うくらい。主人公の役者は変わらないものの、全く別の映画といった方が良いね。内容もほとんど関係ないのに、この名前にしたのは単なる儲け主義と言ってしまっても良いかも。とにかくダメダメ。

▽▼ネタバレあり▽▼


でっかいクリリン★75点(100点満点)

 香港映画が絶好調の時の映画、まだ、英国の統治下で、その後の香港映画ブームの中で代表的な作品の一つに数えられる「少林寺三十六房」。丁度NHKの衛星劇場で一連のシリーズが放送されていたので、いつものように録画&視聴。

 この映画の感想を書く前に、一連の映画を通しての感想。

カ ン フ ー っ て 本 当 に 強 い の か ?

 これは、どうしても出てくる疑問で、昨今のフルコンタクトの格闘技の試合を観ている者からすると、どうしてもそのような疑問は払拭できない。そりゃ動きは素早いし、繰り出される技は体の動きをフルに使ったもの。でもどう見ても型の連続だし、実戦的に見て有効な動きだとはとても見えない今日この頃。当時のカンフーブームは一大センセーショナルを起こし、僕の周りでもヌンチャクを買った奴は少なくなく、少林寺拳法を習い始めた奴もいる(少林寺拳法は日本発祥で、本作の少林寺とは全くの別物。詳細は後日「少林寺」のエントリーで)。この点は、そもそもこの一連の作品を見る価値があるのかを決める根本的な問題で、そもそもカンフーが弱いとなると、すべての作品の結末に疑問符が付くのである。それは根本的な問題であっても、この映画の本質ではないのでいったん棚上げで。

▽▼ネタバレあり▽▼


阿修羅マン怒りの面★70点(100点満点)

 パソコンゲームからの移植映画化の「トゥームレイダー」。日本ではこの手のゲームは人気がないけど、あちらでは大人気。女版インディ・ジョーンズかな。

 この映画の見せ場はアクション。ゲームさながらの軽快な動きを随所で見せて、その警戒感はこの映画の特徴。またアンジョリーナ・ジョリーの胸を強調したコスチュームやお色気シーンはゲームヲタを意識したものかも。これだけ胸を強調されると、恥じらいを持つ日本男児としては目のやり場に困るというもの。胸の強調は過度だと思うものの、作品性を壊してエロティックムービーになるほどでもなく、男性ファンにとってはうれしいもの。ただお色気とアクションをとると薄くなるのはこの手の映画の宿命か。

 ストーリーは古典的なアドベンチャーだが、現代的な要素も盛り込まれていて、随所にCGも使われている。それらの新しい映像技術も違和感なくとけ込んでいる。それらが「インディ・ジョーンズ」シリーズの時代には不可能だった、秘宝を守る石像とのアクションシーンを実現している。アクションシーンは多いもののいろいろなシュチュエーションを用意しているために飽きない。ただ、ストーリーは単調で、もう少し深みのあるモノにして欲しかった。

▽▼ネタバレあり▽▼


アジアのスターという括りが翌判らない今日この頃★31点(100点満点)

どれだけ需要があるのか判らないが定期的に公開されるアジア映画の一つ「PROMISE 」。派手なアクションにハリウッドにまで取り入れられたワイヤーアクションに美麗な画像に、薄いストーリー・・・・・

 「LOVERS」とか「英雄 ~HERO~ 」などみんな同じ傾向の作品なんですな。だけどおしなべてアジア映画はどうもダメです。ごめんなさい、「世界の映画を斬る!」の看板を外そうか。でも「斬る!」は守ってるから許容範囲内だよね!

 地味に外国映画づいている真田広之。いい役者なんだけど、今のところハリウッドでの役どころには恵まれているとは言えない。この映画は得意(封印中?)のアクションもあるけど、どこまで真田広之自身が演じているかは不明。元JACの実力をしかと見せて欲しいが。

映像は綺麗のひと言。映画と言うよりはデザインカタログのような色使いとセットと衣装。舞台的なセットに近いかもしれない。ただ、褒められるのはそこまで、それ以外が全然ダメ。CG(アニメ?)も部分部分で使われているが荒く、その特殊効果は珍妙で笑いすら誘う。冒頭でチャン・ドンゴンが主を背負って走ったときは何事かと思ったよwある時はよつんばいで走って、ある時は漫画的に走ったり。でも問題はそんなところではない。

▽▼ネタバレあり▽▼


超デラックス版海猿★67点(100点満点)

 面白そうと思っても、その「守護神」というタイトルで見に行かなかった作品。なんで「神」なのか?原題が「The Gurdian」で、「神」が付くのは不自然な気がした。でも最後まで観て納得。

 「『海猿 ウミザル』のパクリだ!」という議論があったとか。確かに似てますわ。結論から言うと僕はこれはクロだと思う。全体的に似ているのまではわかる。もし、沿岸警備隊の救難チームの映画を作ろうとしたら、同じような発想が浮かぶだろうから。だけど、いくつかのシーンでは「海猿 ウミザル」に酷似している。これらは観ないと判らない部分で。一つならまだしもいくつかあると、クロだと言わざるを得ない。

▽▼ネタバレあり▽▼


時代が良作を佳作に押し下げた作品★70点(100点満点)

 最近は懐かしい作品ばかり見てる。なぜ観ているからと言うと、それがテレビで放映されたからで極めて単純な理由。このブログの方針として、いい映画をお金をかけずに観るというものがあって(嘘)、いい映画をタダで観られるテレビは文明の利器だと考える(かなり大げさ)。実は少し前までCSに加入していたが、あまり観ないので解約。だけど録画を駆使すれば、かなりの数の映画が地上波だけで観られるんですな。このブログで紹介しようと思いつつ、HDDレコーダーの隅っこで寝ている作品が多数。いずれ紹介しようと思うんだけど、正直追いつかない状態。この方法は、えり好みしないので良いと思うよ。映画館やレンタルビデオで観るとどうしても偏りが出てくるので、何気なく観たら面白かったという作品に出会えること間違いなし。あとは、吹き替えやカットに問題がなければだけどね。

 「逃亡者」もそんな作品の一つ。もう10年前の公開だったそうで、この頃はハリソン・フォードもベテランらしく脂ののっている良い時期ですな。最近あまり見かけないけど年齢的なモノなのかな。好きな俳優の一人なので少し残念。

▽▼ネタバレあり▽▼


出演者のギャラをすべてシュワちゃんが持ってったのかと疑いたくなるほどのショボいキャスティング★55点(100点満点)

 アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作、ターミネーターのシリーズの「ターミネーター3」。えっ、「ターミネーター2」まででは?というのは前作まで観た人。前作でターミネーター開発の研究所を襲撃して、未来を変えてハッピーエンドだったのに続編があるんですよ!ただ、どうもターミネーターの世界では未来が変わるらしく、映画内でもわざわざ言及しているので良しとしましょう(おぃ。

 物語は前作の後、サラ・コナーが亡くなって、息子のジョン・コナーがうらぶれてるところから始まる。でっ、いつものように敵方の新型ターミネーターT-X(今回はなんと女性型)と、シュワちゃんのT-850が登場し、壮絶なバトルを始めるんですな。でも今回は問題が・・・・・ジョン・コナー役のニック・スタールとジョンの幼なじみのケイト(実は未来の奥さん)であるクレア・デインズが絶望的に魅力がない。今回はシュワルツェネッガー演じるターミネーターが引き気味の演出なので、主役であるジョンの魅力がないのは致命的。尖った感じでクールなパート2のエドワード・ファーロングとのギャップも激しすぎて不評ですな。

▽▼ネタバレあり▽▼


忍者版ロミオとジュリエット★33点(100点満点)

 日本が海外から誤解されているものの代表格と言えば、この忍者。ただ、誤解されているというよりも誤解させていると言った方が正しいかもしれない。印を結ぶとドロンと消える類のモノ。子供の頃は忍者ハットリくんが好きで(決して赤影世代ではない)、この種の忍者モノは好きだったが、大人になってはさすがにチョット。もっと、本格的な忍者映画を見てみたいもの。

 その誤解させている忍者小説を書いた山田風太郎の原作で、「甲賀忍法帳」を元に作られたのが本作「SHINOBI」。なんでも日本初の個人事業家向け映画ファンドで制作された映画らしい。あまり興行的に振るわなかったらしいが、どうなったんだろうか。その後についてはネットで検索してもあまり情報がないようで。。。ファンドの話を一切聞かなくなったので、やはり上手くいかなかったのだろうか。映画好きだけに少し気になるんだよね。でも、このShinobiには投資はしなかっただろうけど。

 この作品の評価はこの点数の通りだと思うけど、所々に見るべき点も多かったのも事実。全編に渡る映像の美麗なところ、構図のすばらしさ(一部のCG,アニメ、ワイヤーアクションシーンは除く)は言及すべきだと思った。カットもやけにワンカットが長い典型的な日本映画と一線を画していた。ただこの画像に関することもその質がバラバラ。一部には「フィルムの上に手書きか?」とすら思わせる極めて質の悪いアニメが使われていたり、他の映画を意識しすぎたワイヤーアクションがあったのも事実。それがまだ小慣れてないのがありありと見えた。

▽▼ネタバレあり▽▼


アクションが消えたアクション映画★33点(100点満点)

 「ダイ・ハード3」は「ダイ・ハード」と同じジョン・マクティアナン監督らしいんだが、、、つまんない。とても同じ監督の作品には思えない。

▽▼ネタバレあり▽▼


ダイハード版24 -TWENTY FOUR-★73点(100点満点)

 足かけ20年に及ぶシリーズモノになった「ダイ・ハード4.0」。てっきり3で打ち止めだと思ったら、4.0まであるとのこと。最初に言っておくと面白い。「その割りに点数低くない?」と思った人はご明察、その理由は後ほど。しかも、ぱっと見判るけど、今回のレビューは長いよ。それだけ見所たくさん。未見の人は▽▼ネタバレあり▽▼より下は見ない方がいい。

 つい先日、ダイ・ハードを見た身からすると、20年の進化はものすごいモノがある。実際に主人公がマクレーン刑事というだけで、全く別の映画だと思う。ダイ・ハード(なかなか死なない)というコンセプトを活かしつつ、進化し続けている。 ブルース・ウイルスが50歳を超えているのに、昔以上のアクションをしているのはただただ脱帽するばかり。アクション度は大幅にアップしている。ほぼ映画の冒頭からエンジンフル回転。実は上の短評を「オールアクション大進撃」にしようとしてたけど、自分なりにボツ。だけど、それくらい今までのすべてのアクション要素が濃縮されている。もはや希釈不可能。しかもすべてにおいてスケールアップしている。アクション要素が濃縮とは、過去のアクション大作のいいとこ取りされていると言うこと。これらは「オマージュ」したのか、パクったのかは微妙なところ。とにかくこれだけやり尽くしたら、もうやること無いよと言えるくらいすべてこの映画でやっている。これ今のハリウッド映画の悲劇。カーチェースだけで喜んでいた時代が良かったよね。

 この映画がこれだけすごくなったのは、もはやこうするしかなくなった切羽詰まったからですな。どうしてこれくらいクドく書くかというと、それくらい盛り込んでいるから。ハッカー+全米で暗躍する謎のテロリストは「24 -TWENTY FOUR- 」から、テロリストの実行部隊・戦闘員は同じ「24 -TWENTY FOUR-」と「YAMAKASI」。マギーQが扮するカンフー忍者こと女性テロリスト、マリは「ターミネーター3」の敵の女ロボットT-Xか「チャーリーズ・エンジェル」ですな。豪華なのは敵キャラだけではない。アクションシーンも同様。冒頭の銃撃シーンはまだまだ序の口。先のYAMAKASIは、冒頭の銃撃シーンから中盤辺りまで大活躍。カーチェイスにカーアクション、もはやなんでもあり。車でテロリストをボンネットに乗せたままエレベーターまで突っ込むのは、たまたまみたターミネーター3の女ターミネータとのシーンそのもの。ブルース自身も「プロジェクトA」バリのアクション?をこなしている。彼自身ではないだろうが。終盤で登場する戦闘機は、まだ配備されていないF-35しかも、VTOLのB型(と思われる)まで、登場させて、高架を大破壊の大騒ぎ。これはおそらく「トゥルーライズ」から。あの時はハリアーだった。

 ってな感じで、何でもアリなのがこの映画。どこまで参考にしてどこまで参考にしていないのかは判らないけど、今までのこれはいい!ってなアクションや考えられるだけのアクションをギュウギュウに詰め込みに詰め込んでいる。もう、コレが出ちゃったら、以降やることないでしょう。

▽▼ネタバレあり▽▼


スタローンとシュワちゃんの二大巨頭に楔を打ち込んだ名作 ★★★★★ 90点(100点満点)

 既に公開から約20年かと考えると、とても感慨深いモノがあるね。僕も歳をとったなぁと。ブルース・ウイルスも若い、ハゲてない。多くのアクション映画で後に鍛えられたせいか、今よりも線が細い気がする。
ダイ・ハード」より以前のアクションといえば、アーノルド・シュワルツェネッガーとシルベスタ・スタローン、この二人である時期ハリウッドの人気を二分していたと言っても過言ではないですな。二人の特徴は、筋肉・筋肉・筋肉。圧倒的な強さで敵をなぎ倒すのがそのスタイル。この二人の台頭である意味マンネリ化していたアクションに新風を吹き込んだのがこの「ダイ・ハード」。

 「ダイ・ハード」は以前のアクションモノと比べると、主人公が弱いw 弱いというのは適切な言葉でないかもしれないけれど、少なくとも等身大の人間で、超越した力は持っていない。しかも、なんだかいつもぶつくさ呟いていて、あまりかっこいいことがない。ファッションもランニングにズボンに裸足だし。

 この映画で言えば、主人公のマクレーンはニューヨークの刑事、銃器の扱いが一般人より慣れているとはいえ、プロのテロリストに本来かなうはずもなく、どこでそれを補わなければならない。どこで埋めるかと言えば頭脳になる。シュワちゃんスタローンの二人には悪いが、二人のアクションには知性はなかった。この知性が、以前はなかった敵との駆け引きを生み出している。そのような違いが全体的に、これまでのアクションよりも現実感を持たせることになっている。

▽▼ネタバレあり▽▼


仕込みギターってどうなん? ★★★ 66点(100点満点)

 やってたねテレビで。この「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」は、自分では借りないタイプの映画だね。なんだか、この手の大味なアクションというのが馴染めない。

デスペラード三部作」の最終らしい。と言うのも、第一作目の「エル・マリアッチ」は見ていないし、第二作の「デスペラード」はそもそも続編だと知らずに見た状態。あとは、パート1のを早くテレビ放送で放映してくれれば良し←あくまでも借りない

 この映画は好き嫌いが別れると思う。理屈抜きのドハデなアクションが好きな人にはたまらないでしょ。メキシコさえ好きなら。そうでなければ楽しめない。この映画の評価の分かれるところはそこ。また、アントニオ・バンデラスなどラテン系の俳優の濃さも、好き嫌いを分けるかも。

▽▼ネタバレあり▽▼ごめん、ネタバレするほどネタのある映画ではない・・・・・


主演:ロナウジーニョ、ゴールに向かってダッシュ!ダッシュ! ★★★★ 84点(100点満点)

 「パッション」でガッポリ儲けたメル・ギブソン。柳の下の二匹目のドジョウよろしく、全編マヤ語で挑んだ本作。二匹目のは冗談だとして、「パッション」が英語以外の言語で映画を制作する走りになったことは明らか。「アメリカ人は字幕を読むのに慣れていないのでヒットしない」というジンクスを見事に破った。しかも本作では滅亡したマヤ文明で観客に迫る。

 そもそもマヤに関する基本的な知識が乏しいので、映画の中で描かれているマヤ文明が本来の姿を描き出しているかは判らない。映画の冒頭で仲間達と狩りをした後の談笑のシーンでは、姿形はマヤ人なれどアメリカ人ぽい仕草振る舞いを感じる。

 ただ、そんなことを言っていられるのもそこまでで、事態が急変してからはラストまで息をつかせぬ展開が始まることになる。注意しておかないとイケないことは、本作ではリアルさを追求したせいかグロいシーンが多いこと、狩りで動物が狩られるのはまだまだ序の口。矢が刺さったり槍が刺さったりと、見ていて痛々しいことこの上ない。このことや他の様々な理由で、テレビ放映は難しく、また放映されるとしても大幅カットは余儀なくされると思うので、興味がある人は今のうちにに映画館で観ることをお勧めする。

▽▼ネタバレあり▽▼


ハリウッドのネタ切れが見え始めたときの映画 ★★★ 67点(100点満点)

ハリウッド映画の凋落は言われ初めて久しいが、その原因の1つがCGに頼りすぎてストーリーを疎かにしていることにある。疎かと言うのは正確ではいかもしれないが、要するにやれることはすべてやってしまったと言うことにあるだろう。アメリカのテレビドラマに「24 -TWENTY FOUR-」というのがあるが、シーズン1で大統領暗殺を、シーズン2でテロリストによる核攻撃を、シーズン3で生物兵器の攻撃を題材にしていた。それ以降はさすがにネタがなくなったのか、それらを複合的にストーリーに取り込んで場をしのいでいった。今はもう見ていないが、最新作はどうなったんだろうか。そんなわけで、短評で書いたとおり「ザ・ロック」はネタをすべて出す前のハリウッド映画であって、化学兵器でのテロ攻撃を題材にしている。どこまで影響があったか、前年に地下鉄サリン事件があったのも付け加える。

▽▼ネタバレあり▽▼


画面は綺麗になったけどこの物足りなさは・・・・・ ★★★ 62点(100点満点)

 カルト的映画「猿の惑星」のリメイク版「PLANET OF THE APES/猿の惑星」。基本的な部分は元の作品を踏襲しているが若干の変更も。原作者のピエール・ブールは第二次大戦中日本軍の捕虜となった経験からこの作品を作り出したと言われている。

 本作はティム・バートン監督により前作の独特なB級カルトSF映画からエンターテインメント大作に変貌させている。それが功を奏したかは正直微妙。元の作品を見たときの衝撃から比べるとエンターテインメント性が大きい分、その衝撃も薄らいでいるようにも思える。映像、特殊メイク、CGどれをとっても前作とは雲泥の差。前作(リメイク前版)なんて、ただの猿のマスクだったでしょw だけれども迫力がないんだよね。その設定に観る側の者が慣れてしまったというのはあるけど、今回の作品は単に今の人間界の話を猿に置き換えたって感じがする。人間贔屓の猿が動物愛護団体にかぶって見えた。

▽▼ネタバレあり▽▼


鬼気迫る松田優作の演技。あの表情はゾッっとする ★★★★★ 91点(100点満点)


 「蘇える金狼」に続いて、エントリーの松田優作+村川透のコンビの「野獣死すべし」。かなり前に深夜で何作か連続で放送していたのをいまごろになって鑑賞。

▽▼ネタバレあり▽▼


ひと言で言うとなんだか懐かしい映画 ★★ 33点(100点満点)

 Yahoo!映画で「ファイアーウォール」で調べてふとおかしいなと気がついた。すると、絶妙な書き込みが「http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=324194大変残念ですが2006年4月に日本で上映されたハリソン主演の映画はこっちです」ヽ(ΘДΘ)ノ わーん、まぎらわしいんだ。ボケェー
ってなわけで、「ファイヤーウォール」が正式名称。ちなみに映画内でファイアーウォールが出てくることはなし・・・・・

 タイトルから想像して、サイバーっぽい映画を期待したあなた、ハズレです。ましてや、最新のネットワーク技術やセキュリティーを期待したあなた、大ハズレです。2006年制作の本作ながら、CGに食傷気味の観客を意識しすぎたのか、全くそのようなシーンはなし。しかも、一応コンピュータネットワーク絡みの映画なのだが、それに関する描写がすごく陳腐。ストーリー全般もものすごく古典的。明らかに20年くらい前の映画のつくりですな。

▽▼ネタバレあり▽▼


これぞ元祖松田優作ワールド ★★★★ 71点(100点満点)

 「蘇える金狼」を観ると、かつては邦画も面白かったんだなと実感する。その世界観、画面から受ける迫力は今となっては希有な存在。松田優作はリアルタイムではそれほど観てないんですよ。でも、なるほど一部熱狂的な人気があったのが納得できる。

▽▼ネタバレあり▽▼


ストーリーの矛盾はなんのその香港映画バンザイ!! ★ 29点(100点満点)

 「男たちの挽歌」の続編の「男たちの挽歌2」。今回は悪い意味で香港映画化してきた。設定はパート1の設定がそのまま引き継がれているため所々に無理がでてきている。

 前作では主人公の 一人の弟が警察官であったため、香港映画にしては珍しく勧善懲悪モノにならずに、ギャングの一味である主人公との葛藤が描かれていた。そのために、ストーリーに深みが生まれていたんですな。だけど、今回はダメダメ。

▽▼ネタバレあり▽▼


原題よりもかっこいい気がする邦題 ★★★ 59点(100点満点)

 今ではハリウッドでも活躍している、ジョン・ウーやチョウ・ユンファの出世作。香港映画にしては珍しくカンフー抜き(ごめんねレベル低い話で)で、正統派アクション。今となってはやや色があせるものの、ガンアクションありの作品。以前に観たと思ったけど、意外と観てないことが判明。テレビの深夜枠で放送してたので観る。

 原題「英雄本色」だそうで、やっぱり邦題の「男たちの挽歌」の方が遙かに良いなと思う今日この頃。どういう意味なんだろうね。英雄本色をみて、英雄好色を連想してしまった僕はやっぱりダメ人間。

 見終わった感想として、正直、時代の変化には勝てないと思った。派手な銃撃戦が盛り込まれているものの、今となっては陳腐で、やはり現実離れしていると思う。おそらく当時としては問題なく、むしろリアリティー溢れる作品だったかもしれないが、今となっては名作の一本というのが良いところだろう。これは必ずしもフェアな評価とはいえないかもしれないが、例えば昔の刑事物ののドラマ「西部警察」の様な作品を今見せられても、当時ワクワクしながら観た感覚は取り戻せないのと一緒だろう。これは自分自身も年を重ね目が肥え、映像の技術も進歩してそれに慣れてしまったせいでもある。


虎の穴からはい出た勇者300人、敵をバッタバッタぶった斬り ★★★ 55点(100点満点)

 なんでも海の向こうのアメリカでは大ヒットで、しかもこの映画に対して、ペルシャ帝国の末裔を自認するイラン人がご立腹なのだそうで、見る前からそんなサイドストーリーがてんこ盛りなのがこれ「300(スリーハンドレッド)」。原作がアメコミなんだが、しかも古代史を扱っているという、アメコミというとスーパーヒーローしか思い浮かばない僕は典型的な日本人ですな。

 でも、アメコミにしろ古代史をテーマにした映画にしろ、日本での評価っていまいちなんだよね。どちらも日本人になじみが薄いから、まあわかるけどね。個人的に古代史、特にローマ帝国ものとかは大好きで、アメコミもまあまあ観る方なので、とりあえずはOK(なにがや。正直楽しみな一本。

▽▼ネタバレあり▽▼


お前らとにかく先に逃げろよ ★ 20点(100点満点)

 この「ボルケーノ」をあえて褒めるところがあるとすると、日本人とアメリカ人の自然に対する考え方の違いを表したと言うこと。もちろん意図せずしてだけど。以前から言われていることだけど、日本人の思想は神道であって、自然自体は偉大なパワーで、共存するものではあっても、それを制御しようという思想はないんですな。対して欧米の思想だと神の子である人間が自然をも支配し、コントロールするという考え。ディザスターパニック映画だとその違いが如実に表れてくるもので、この作品の場合はテーマが火山になっただけ


▽▼ネタバレあり▽▼


m9 ΘoΘ) お逝きなさい!!おまえがな。 ★★ 33点(100点満点)

 全体的には好きだけど演技が嫌いな役者は多いけど、全体的に嫌いだけど演技が好きな役者は少ない。そんな一人が釈由美子。本人曰く病んでた電波系キャラの時からどうもダメ。それをあっさり捨てた潔さは買うとしても、その後の整形騒動とかどうも話題先行で行ってしまう人なんだね。修羅雪姫の演技は良かった。Wikipediaを読むと、メカゴジラの演技が良いらしい。。。。いや、観る気はないけど。

 もう一人、どうも全体的にだめな人がこの作品「スカイハイ 劇場版」にも出ている、大沢たかお。この人と浅野忠信もなんかだめ。なんでかなと考えると、そのキャラが強すぎで、作品全体がその色に染まってしまうんだよね。その染まった色が自分の好みなら結果オーライだけど、そうでなかったら悲しいことになる。そう考えると、渡部篤郎とかやっぱりダメなんだね。

 そんなおいらが嫌いな男女二大俳優を集めたのが本作っす。ちなみにテレビドラマ版は未見、漫画ももちろん読んでない。

▽▼ネタバレあり▽▼


可もなく不可もない王道SF映画 ★★★ 51点(100点満点)

 これだけ、可もなく不可もない映画だと、正直評価しにくいんですな。ある意味、他の映画と比較するための評価基準になる作品。「アイ,ロボット」で新しいことと言えば、近未来にくるであろうロボット社会においてのロボットへの警鐘を鳴らす映画。この手の作品はまさに王道で、新しいテクノロジーが出ると、そのテクノロジーが暴走し、人間社会を襲う作品ができあがるわけですな。ロボット、核、バイオ、科学、宇宙、環境、コンピュータ、インターネットなんでもござれ、ロボット自体も決して新しい訳ではないんですな。でも近未来の家庭用ロボットの反乱を描いたのは新しかったかも。

 主役のウイル・スミスは可もなく不可もないキャラクタ。本作のようにSFからコメディ、感動モノまでソツなくこなし、かといって演技が上手いというわけでもなく、下手というわけでもなく・・・・・ こうやってみると、ヒロインも特別美(ry

▽▼ネタバレあり▽▼

 


大魔神様!お怒りを鎮めてくださいませ!! ★★★ 60点(100点満点)

 なげーよ。つか、上映時間約3時間ってなによ?この映画に限ったことではないけれど、最近の作品って本当に長いね。映画館で観るときは、最近はビールを片手にということが多いんだけど、観る前から長いってのは知っていたので、本作を観るときはビールは控えたよ。3時間だったら途中で絶対にトイレに行きたくなるし、一度「バットマン ビギンズ」で懲りたので、自重する。

 では「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」の内容が悪かったかと言えばそうでもない。3時間を集中して観させる事ができるのはさすが。ただ作品に不満がないという意味ではないよ。大衆映画として最後まで観させる力量はさすがという意味だけ。本作について言えば、2で広げた大風呂敷をいかにまとめて大団円を迎えるかが、真の意味での監督の力量。その点で成功しているかは甚だ疑問で、結局まとめきれていない。2の最後や3の冒頭でいろいろと仕掛けられた伏線が、結局最後まで日の目を見ることなく不発弾のごとく埋まっているのは、これは何か意図しているのか?それともいい良いわけが見つからず結局放置したのか?と勘ぐらずにはいられないのは、制作者の意図として不本意かもしれない。だけど、ドラマの24のごとく、いかにも意味ありげなセリフ・キャラなどの伏線を、さんざん大きく見せておいて、最終的にこちらが期待しているより遙かに小さく、はてまた一部の伏線はなかったこととして無視するごとくに扱うのは、ドラマでは許されても大作映画と冠された作品に許されて良いものではないんじゃないの?
先に注意しておくと、最低限パート2は見ておかないと訳がわからない映画になっている


 ▽▼ネタバレあり▽▼


イカ!イカ!イカ! ★★★★ 88点(100点満点)

 「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」に続く第2弾「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」。パート3である「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」まで観た感想としては、シリーズ最高傑作ですな。前作では、キャラのお披露目だったモノが、各キャラクターが立ってきていて、ストーリー的にも深くなっている。

 まず、本作の位置づけは、キャラはパート1を引き継いでいるモノの関連性は薄く、むしろ前作からの設定変更のために、本作冒頭でかなり無理矢理なストーリー展開になっていると思う。ただ、良いモノはそのまま引き続いているので、前作との比較がなければ、すんなりと受け入れられる設定になっていることうけあい

▽▼ネタバレあり▽▼


ジョニー・デップオンパレード ★★★ 65点(100点満点)

 はずれが多いディズニーの実写映画。アニメと違ってつまんないんだよね。とにかく話がつまらない。ストーリーが一本道。アニメの多くはかなり練り込まれているのに、どうして実写になったとたんダメになるんだろうと、もうディズニーの実写には手を出さないと思っていたときに公開されたのが本作。

 カリブの海賊はTDLのアトラクションで好きだけど、映画で「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」を映画で観たいとは思わなかったというのが当初のニュースとして聞いた感想。しかしながら本作はその世界観がそのまま再現されてます。特に前半部分は、アトラクションを経験した人ならニヤリとする演出が盛りだくさん。

 この映画はキャラがそれぞれ個性的だけど、やっぱりジョニー・デップが演じるキャプテン・ジャック・スパローの魅力が大きい。2.5枚目のキャラを演じられる俳優はそうはいないですな。ジャック・スパローがいなければ、B級映画になってたかもね。でも、ジョニー・デップの存在が良い影響を与えている。

▽▼ネタバレあり▽▼


冴えないダイ・ハード ★★★ 54点(100点満点)

 この映画っていつ公開されたんだろう。まったく記憶がないんだよね。ネットで調べてもあんまり記事がない。ヤフーのユーザーレビューなどを見ると、どうも公開されたんだけど地味な扱いだったみたい。確かにこれと言って派手な要素はないし、ほとんどの部分は過去のアクションの焼き直し的な要素が多い。でも今のハリウッドで必要なのは基本に忠実な姿勢でしょ。派手なCGや無理矢理の意外な結末はもうお腹いっぱい。そんな中で安心してみられる映画ですな。


▽▼ネタバレあり▽▼


トビー・マクガイアが彦麻呂化した件について ★★★ 68点(100点満点)

 本題に入る前に少しだけ。今回の「スパイダーマン3」もTOHOシネマズのスパイダーマンイッキミで連続で見たわけだけど、パート1が始まる前に、売店でジンジャエールのLサイズを買った。そりゃ7時間の長丁場なので、Lぐらい当然でしょう。そしたら「ストロー二本さしますか?」とか訊いてきた!!そりゃ、周りはカップルだらけで、いくら映画廃人向けのイベントだからって、本当に廃人なのは極少数・゜・(ノД`)・゜・。 それでも僕は必至に参加いるわけですよ!!なのにLサイズのドリンクに2本ストローさしながら映画を見るなんて、僕からすると邪道。映画鑑賞はもっと殺伐しているべきなん!!!!

 さて、愚痴はさておき本題に入るわけだが、本題の評価の部分に前述のような環境の悪さが多少なりとも影響してしまった可能性があるので、予め報告。別の件もあったのでそれは後述。

 この開始は深夜2時半。さすがに普段は0時には寝ている僕には厳しいと思いきや、意外やお目々ぱっちり。おもろい映画ならいくらでも徹夜できますな。さて、

▽▼ネタバレあり▽▼


怪力デブマッチョ ★★★★★ 92点(100点満点)

 さて、スパイダーマンイッキミシリーズ第二弾。おそらくシリーズ最高峰の「スパイダーマン2」。「えっ?スパイダーマン3は?」との問いには、次回エントリーを参照。


▽▼ネタバレあり▽▼