原題よりもかっこいい気がする邦題 ★★★ 59点(100点満点)
今ではハリウッドでも活躍している、ジョン・ウーやチョウ・ユンファの出世作。香港映画にしては珍しくカンフー抜き(ごめんねレベル低い話で)で、正統派アクション。今となってはやや色があせるものの、ガンアクションありの作品。以前に観たと思ったけど、意外と観てないことが判明。テレビの深夜枠で放送してたので観る。
原題「英雄本色」だそうで、やっぱり邦題の「男たちの挽歌」の方が遙かに良いなと思う今日この頃。どういう意味なんだろうね。英雄本色をみて、英雄好色を連想してしまった僕はやっぱりダメ人間。
見終わった感想として、正直、時代の変化には勝てないと思った。派手な銃撃戦が盛り込まれているものの、今となっては陳腐で、やはり現実離れしていると思う。おそらく当時としては問題なく、むしろリアリティー溢れる作品だったかもしれないが、今となっては名作の一本というのが良いところだろう。これは必ずしもフェアな評価とはいえないかもしれないが、例えば昔の刑事物ののドラマ「西部警察」の様な作品を今見せられても、当時ワクワクしながら観た感覚は取り戻せないのと一緒だろう。これは自分自身も年を重ね目が肥え、映像の技術も進歩してそれに慣れてしまったせいでもある。
香港映画にありがちないい加減な設定はこの映画に関しては控えめで、一時は犯罪組織の一員で隆盛を誇っていたが、敵対勢力との抗争の後に離散して落ちぶれた二人の主人公と、その兄が原因で警察内部に異端児になっている警官である主人公の弟。弟を想う兄と兄を恨む弟の葛藤が描かれていて、物語に深みを与えることになっている。
でも正直良いところはここまで、僕のような浅い香港映画ウォッチャーにとっては、古くさく感じられた。当時カンフー一辺倒だった本校映画に新風を吹き込んだといった記憶はあるが、今となっては新鮮さがない。
暇つぶしにはちょうど良いかも。
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