時代が良作を佳作に押し下げた作品★70点(100点満点)
最近は懐かしい作品ばかり見てる。なぜ観ているからと言うと、それがテレビで放映されたからで極めて単純な理由。このブログの方針として、いい映画をお金をかけずに観るというものがあって(嘘)、いい映画をタダで観られるテレビは文明の利器だと考える(かなり大げさ)。実は少し前までCSに加入していたが、あまり観ないので解約。だけど録画を駆使すれば、かなりの数の映画が地上波だけで観られるんですな。このブログで紹介しようと思いつつ、HDDレコーダーの隅っこで寝ている作品が多数。いずれ紹介しようと思うんだけど、正直追いつかない状態。この方法は、えり好みしないので良いと思うよ。映画館やレンタルビデオで観るとどうしても偏りが出てくるので、何気なく観たら面白かったという作品に出会えること間違いなし。あとは、吹き替えやカットに問題がなければだけどね。
「逃亡者」もそんな作品の一つ。もう10年前の公開だったそうで、この頃はハリソン・フォードもベテランらしく脂ののっている良い時期ですな。最近あまり見かけないけど年齢的なモノなのかな。好きな俳優の一人なので少し残念。
▽▼ネタバレあり▽▼
間違いなく佳作ではあるけど、時代とともに色褪せた部分も多くあるのがこの作品。昔の映画でも色褪せないおもしろさがあるモノとないモノがある。色褪せる部分はアクションシーンなどの部分が多い。CG全盛の今となっては映像化できないシーンは不可能と言っても良い。アイデアさえあればそれを自由に映像化できるのが現在の作品。映像を売りにしている作品は今と比べると色褪せて見えてしまうのは、CG革命の影響ですな。この映画の売りはアクションだけではないので、辛うじて佳作に踏みとどまっているものの、アクションシーンではやはり色褪せた
モノになってしまっている。
例えば線路上で横転した囚人輸送車に列車が突っ込んでくるシーンや用水路で保安官に追いつめられるシーン。いずれも当時は大アクションだったが、現在の作品には戦闘機に飛び乗ったり、ビル間を颯爽と飛んだりと、何でもあり時代と比べると地味なアクションになってしまっている。ただ、アクション自体はリアリティーを追求し実直な仕事をしているため、好印象を保っている。その他のストーリー部分も、もともと昔のテレビドラマシリーズを映画用にしたため濃密な作品に仕上がっている。連続ドラマ用を映画用に書き換えたせいか、謎解き部分がややアッサリとしすぎていて、もう少し濃い脚本を期待した人には物足りないかも。アクションとサスペンスのバランスも良くとれていてGood!
この映画で語らなければならないのはハリソン・フォードの相方(っていうのか?)のトミーリー・ジョーンズ。この好演がこの作品を佳作に保っている。冷静沈着で鋭利な頭脳を持った連邦保安官で、キンブルを追いつめるにはもってこい。この手の映画でこの人の役と同様の役どころが弱いと、エンターテインメントたっぷりのプロレスと同じように見えてしまうから興ざめ。トミーはとことん追跡するよw 賛否は別としてスピンアウトとしての「追跡者」が制作されたのはある意味納得。トミーは今日も地球での任務を遂行している。
全く関係ない話だが、どうして日本ではハリウッド俳優にあんなことをさせるのが好きなんだろ。





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