がんばった、のび太くん ★★★★ 83点(100点満点)
行ってきました。TOHOシネマズ恒例の?スパイダーマンイッキミ。
要はスパイダーマンシリーズの新作を含めた1~3を一気に観てしまおうという、映画廃人向けのイベント。これら三作観て3000円ぽっきり。よる10時から朝5時まで7時間の上映時間という過酷なイベントです。で、実は「スパイダーマン」は、「スパイダーマン3
」の公開に会わせたテレビ放映で、すでに観たんだけど、ついでなんで観ることに。やはり映画館でじっくり見ると再発見が。
▽▼ネタバレあり▽▼
この作品のおもしろさの根源は、脇役を含めた俳優陣の演技の確かさ。主役のトビー・マクガイアはもちろんのこと、この作品では敵であるグリーン・ゴブリンを演じているウィレム・デフォーの演技が秀いでているんですな。特に鏡に正対しての内なるグリーン・ゴブリンとの会話のシーンは、鏡越しに顔の表情を取る演出もさることながら、彼の演技はアメコミ映画にはもったいないほどの演技力を発揮しています。
敵役はさておき、話の中心はやはりスパイダーマンであるピーター、本作では能力を開花させる過程も描かれている。僕だけかもしれないけど、ピーターのキャラがかぶる。のび太と。
違いと言えば、のび太は何をやってもダメだけど、この主人公ピーターは一応化学の成績はとても優秀なところ。でも性格的にそそっかしくて優柔不断で、しかも性格が優しく、正義感が強い。科学云々を抜かせば、まんまのび太のキャラそのもの。眼鏡だし。 アメコミものって日本では人気がないけど、このスパイダーマンに関しては別で、その人気の秘密はやはりこの辺のところかな。他のアメコミだと、主人公の力が絶対で、「ウィーアーアメリカン」な雰囲気でいっぱいなんだけど、この主人公は闇の部分を背負っている。ストーリーも単純な勧善懲悪ではなく、敵キャラも絶対悪な存在ではないところ。その辺が人気の秘密ですな。
その他の引きつける魅力は、やはりスパイダーマンのクモの糸での移動シーンの爽快感。空を飛んだり瞬間移動したり、他のヒーローモノだともっとお手頃な移動手段があるんだけど、これはクモの糸でターザンのように移動していく。不思議とこれは観ている方に心地良い爽快感があるんだよね。
さらに良いのがストーリー展開。少なくない登場人物が出演しているんだけど、それぞれ個性的に描かれていて、なおかつそれぞれの役割がしっかりしている。主人公自身も未熟な部分から大人への成長過程がしっかりと描かれている。テンポもよく飽きさせない。スパイダーマン2も良かったので、やはり3も期待。
しかし、敵役のウィレム・デフォーはB21スペシャルのヒロミに似ているなと思う今日この頃。





コメントする