怪力デブマッチョ ★★★★★ 92点(100点満点)
さて、スパイダーマンイッキミシリーズ第二弾。おそらくシリーズ最高峰の「スパイダーマン2」。「えっ?スパイダーマン3
は?」との問いには、次回エントリーを参照。
▽▼ネタバレあり▽▼
この2は設定上連続ものだけど、ストーリーは別。でも1を観てから見たいもの。大学に進学したピーターは、学業にアルバイトとスパイダーマンで大忙し。1の最後で愛しのMJに告白したが、「大いなる力には大いなる責任が伴う」との叔父さんの名言を心に、MJの気持ちを受け入れられなかったピーターだが、そんな微妙な関係が続く。そんなピーターがドクター・オクタヴィウスの核融合炉の発表会に参加した席上、システムが暴走を始めて、ドクター・オクタヴィウスが4つの人工知能を持ったロボットアームに乗っ取られ、ドクターオクへと変身する・・・・
とあらすじはここまでで、この作品の見所はなんと言っても敵役のドクターオク。数々の悪役・敵役を見てきたけど、ここまでブサイク(失礼)な敵役は見たことないぞw と言うのも、人間の背中に伸縮自在の巨大なロボットアームがついた姿のなのだが、ベースになる人間が、タイトル通りのマッチョデブ。そこまでは百歩譲って許せてもその敵役が、上半身は白のランニングで、下は普通のパンツ姿でこられた日には、蛭子さんも真っ青ですよ。おそらくは巨大アームに対する体のバランスを考えたんだろうけど、無様すぎ。途中でマトリックスバリのサングラスに黒いコスチュームで現れても時すでに遅し。
もう一つこの作品とは全く関係ないところで気になったのが、ヒロインであるMJの髪の毛が、赤毛から金髪に。やっぱりハリウッドのヒロインは金髪でないとダメなのかな。でもパート1では胸を強調しまくりだったMJも、本作では控えめ。
さて、本作品のお奨めポイントはそんなところではなくやはりストーリーでしょう。単にドクターオクの暴走を止めるべく動くスパイダーマンだけでなく、自らの葛藤による能力の喪失や、MJとの関係など、土台となるストーリーもしっかりしている。もちろん、前回スパイダーマンに父を殺されたと思いこんでいるハリーとの関係も見物で、ピーター(スパイダーマン)、ハリー、ドクターオクとのやりとりが巧妙にできている。
この作品のテーマを1つ言うとすると葛藤になるのでは。自分自身がスパイダーマンとして活動する意義を見失っているピーター。ピーターが気になりつつも煮え切らない態度で他の人との関係を深めるMJ、親友であるピーターが実はスパイダーマンであると知ったハリー。それぞれの葛藤が物語にうまく活かされている。
続編ははずれが多いのが圧倒的な中で、数少ないパート1を超えた作品





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