アニメと実写だとどちらがコストがかかるんだろう。★55点(100点満点)
なんだか、夏休みということで、アニメを一挙に放送しまっくっているわけで、お金をかけずに<=ここ重要、むさぼるように映画を観て批評してゆこうという当サイトにとってはありがたいわけで。しかしながら正直、アニメがそれほど好きではないのでなんだか微妙。そんな心を見透かされたのか、微妙なアニメがこの「耳をすませば」。
どの辺が微妙かというと、アニメでなくていいじゃん?というのが率直な感想。現在の中学生の恋愛模様をつづったのがこの作品で、どうしてアニメで作ろうと思ったのかは疑問が残る。原作がコミックだからアニメなのか。
もう一つ微妙に感じたのがそのストーリー。小説と言うよりはエッセーに近い感じで物語が進む。すごいメッセージ性やテーマがあるわけでもなく、ものすごい盛り上がりがあるわけでもなく、何となく進んでいくほのかな恋愛ストーリー。冒頭では、映画のテーマソングであるカントリーロードの訳詞に情熱を注いでいるんだが、それが後半なんいか大きな結末を迎えるかと思いきや、なんとなく曖昧になって終了。そんな感じで数々の挿話があって、最後まで繋がらないまま終わってしまう。
▽▼ネタバレあり▽▼
最後に残るのは、主人公の月島雫とふとしたことから知り合うことになった、天沢聖司とのラブストーリーだけ。ほのかな恋の物語と言えばそれまでだが、他の話が盛り上がるのかと思いきやすべて中途半端なので、逆に面食らってしまった。原作を読んでいるのならすべて合点がいくのかもしれないが、読んでない者にとっては不親切。どうして聖司が、途中バイオリン造りの勉強に海外に行く必要があるのかわからん。結局物語の途中で帰ってくるし、しかも映画の中ではほんの20分くらいの間だ。その間主人公は何をやっているかと言えば、小説を書いている。その小説が物語にそれほど重要かと言えばそうでもないし、あくまでも主人公の成長を見せるための小道具の一つなだけだし。
青春時代の恋心を上手く表現していると言えばそうなのかもしれないが、思春期の不安定な気持ちも同時に取り入れているために、よく判らないストーリー展開になっている。まあ、もはや青春とはほど遠いオヤジの戯れ言かもしれないが。
主人公雫の司書の父親として立花隆が声優に挑戦しているが、どうして立花隆なんだろうか。声質は悪くはないけど棒読み・・・・「となりのトトロ」の糸井重里以上かも。糸井の場合はそれほど重要な役ではないけど、立花隆の場合は雫との絡みで結構重要なシーンがあるのに。立花隆もよくOKを出したよね。
一度でいいからこのような青春時代を過ごしてみたいモノだ・・・・





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