ハリー・ポッターと秘密の部屋

小さいハリーが観られるのはこの作品まで★65点(100点満点)

 他の続編を観た後だと、正統派の続編といえる「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。前作の「ハリー・ポッターと賢者の石」は顔見せの色合いが濃かったけど、今回はよりホグワーツの世界を楽しめる作りになっている。基本的な世界観や演出は前作を完全に踏襲しているので、前作のファンなら安心して楽しめる。ただ、ハリーの声変わりが始まっているような気が・・・・・

 ハリー・ポッターのお決まりの魔法や不思議なアイテム、不思議なクリーチャーなども健在。前作よりもより深く、ホグワーツの世界を堪能できる。また、仲間についての描写も前作よりも詳細になされていて、ハリ、ロン、ハーマイオニーの三人組以外の描写も濃くなった。一作目から濃くすると混乱するからね。これくらいが丁度良いかも。

▽▼ネタバレあり▽▼


 ストーリーはやや単調な印象が。基本的に前作のパターンを含めてほぼ踏襲しているので、新しいアイテムを手に入れてそれを利用して謎解き、友人から情報を得て謎解き、その繰り返し。ただ、この第7作まで観るのを考えるとき、世界観をより深くするにはこのステップは必要かも知れない。ただ、探索の映画としてみたときには物足りなさが残る。基本的に学校での授業のシーンはこれからの謎解きなどのストーリー展開に必要なプロットを仕込む段階。ゲームで言えばRPGのフラグ立ての作業だということ。それを理解して細部まで観ていれば一つの儀式だと思えてくるかも。なので、煩わしい段取りが嫌いな人には向かないかも。結局その手順を踏まないと謎解きはまず無理なので、パズルファンともいえども食指は動かないことになる。

 新キャラは多彩だけれども、どの人物も小粒。どれも前述のフラグ立てかあくまでも新風を吹き入れるだけの存在。屋敷のしもべの妖精トビーは同時期に公開された「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」に出てきたゴラムとカブる。その容姿といいその卑屈さといい。

 ラストではハリーが「剣」を使って蛇の化け物バジリスクと闘うが、このシーンがこの映画の評価を下げている。このアクションはまるで子供映画の御遊技(まあ子供向けの映画だが)。原作がそうだからと言えば元も子もないし、まだ魔法使いとして闘う術がないからと言われたら、コレもまた元も子もない。だが、このシーンがハリー・ポッターという魔法使いのファンタジー映画を三流アクション映画にしたのは確か。脚本家も監督も辛いところかもしれないけどね。

制作者も成長を止める魔法があったらこの頃のハリー達にかけたいかも(ぼそっ

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2002年アメリカ このシリーズに関しては特にコメントは必要ないでしょう。2作目でも十分おもしろい。 ご家族で見てほしい映画DVDです。 続きを読む

コメント(1)

TBありがとうございます。 確かにハリーが大人になり始めてますね。

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