魔法界の大谷政子ホグワーツに君臨す★62点(100点満点)
なんか、ハリーの首がやけに太くないか?ラグビーでもやっているのか!劇中で突っ込まれるくらい顔が痩せたので余計に太く見えるんだよね。もう5作目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」にもなって、作品ごとに大きくなったと書くのは飽きたけど、久々に登場のマグル(人間界)のハリーの従兄弟ダドリーの変貌には驚き、最初誰だか判らなかったよ。
今回、大活躍するのが、一癖ある教師ばっかりが赴任する「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師アンブリッジ。このおばちゃんが、大谷政子バリのピンキー。大谷政子が判らないヤングはググって。でもあんまり情報ないね。たしかテイジンの会長かなんかの婦人で故人。生前は全身ピンクの洋服を身につけ、メディアに出てたんだよね。その時点で無くなっていた旦那を「お父ちゃん」って呼んで場をかき混ぜて大騒ぎ。デヴィ夫人をピンクにして笑い袋を足した感じの人。そんな大谷政子に負けじと全身ピンクのドレスに身を包んだ、アンブリッジが魔法省から送られて、ホグワーツを統率しようとするんですな。
▽▼ネタバレあり▽▼
元は、ハリーがマグル(人間)界で吸魂鬼(ディメンター)に襲われて、仕方なく魔法を使ったんだけど、それを魔法省に告発されてしまう。でも待てよ、マグルの世界で魔法を使ったのはハリーが初めてでないのでは。ハリー自身も初めてではないし、その時は大きな問題にはならなかったはず。そんな矛盾からこの作品が始まることに大きな不安が。この件が遠因で、先のアンブリッジがホグワーツに送られ、自由は失われ堅苦しい学園生活が続くことに。
もう一方でそれに反発したハリー達がファンブルドア軍団を結成するんだけど、映画の大半をアンブリッジの圧政とダンブルドア軍団のレジスタンス活動の為の訓練シーンに費やされる。別に大々的に活動をするわけではないんだよね。ストーリー的にはコレといった盛り上がりもなく、ラストに向かう。ラストは流石にド派手なものの、ハリー達の見せ場は少ない。前作の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」からそうなんだけど、既に完結編へのヴォルデモートとの対決までの物語の為、「ハリー・ポッターと賢者の石
」や「ハリー・ポッターと秘密の部屋
」の様な子供が楽しめる要素はない。何となく前作からサスペンスタッチになっているし、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
」の様な謎解き要素もなく、物語が淡々と進行していくだけ。いくつかの謎が明かされるが、大きなモノでもなく盛り上がりに欠ける(そりゃまだ二作もあれば大ネタばらしはできないよね)。シリーズ物と割り切ってみる覚悟は必要かも。最近は「ロード・オブ・ザ・リング
」みたいに単独で終わらない作品が多いよね。個人的にこんな傾向は好きではないね。映画は一話づつ完結するべき。
チョウとのキスシーンが話題だが、ビミョウ・・・・・あんまりカワイくないし、その後の扱われようと言ったら悲惨そのもの。見所が乏しい個の作品の中で白眉は新キャラの不思議少女ルーナ。シーンは少ないけど光っていた。ただ、存在感のわりにはそれほど重要でないキャラなのが残念。他に目立ったのが寝ビルが急に大きくなったことと、ロンの上の双子の兄弟が大活躍。この二人は回数を重ねるごとに存在感が増してる。
前作の感想とほぼ同じなんだけど、段戸句の作品として評価する場合、低いモノにせざるを得ない。ドラマの途中のある部分だけ見せられているようなものだからね。でも、全体的に盛り上がりが低いのは確か。1,2作とは全く違う映画のよう。魔法版「X-MEN 」と言った表現が近いかも。
もう、ハリー役のダニエル君も18歳。完結編を撮る頃には何歳に・・・・・

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