ミュージカルと知っていたら見なかったが、結果オーライ ★★★★★ 90点(100点満点)
タモリがミュージカルが嫌いだそうで、僕もほとんど同じような理由で、ミュージカルは忌避しているんだけど、それでもそれなりに見てしまうのも、これまたミュージカルなわけ。最近で言えば、「ムーラン・ルージュ」、「シカゴ
」など。それなりに楽しめるのは、ブロードウェイでヒットしたモノを映画化しているので、ある意味お墨付きの映画だといえるかも。それでもあまり好きになれないのは,前述のタモリの理由と同じで、「わざわざセリフを歌わなくていーじゃん」という単純なモノ。しっかし、やはりアカデミー賞の作品賞を取ったからには、わざわざ映画館まで行って観ましたよ。しかし、アカデミー賞以前で日本ではほとんど注目されていなかったのは、やはりミュージカルのせいかな。
この「ドリームガールズ」はなんでも、主人公はシュープリームスとダイアナ・ロスをモデルにつくられたらしいですが、ごめん、ダイアナ・ロスが辛うじてわかる程度です。なので、ほとんど予備知識なし。それでもかなり楽しめたよ。
▼▽ネタばれ▼▽
内容は主人公たちドリームズのサクセスストーリー。一見単調な物語なのに飽きさせないのは、途中に様々な紆余曲折を経ながらエンディングに向かって、ストーリーがテンポ良く進むからなんだね。 ジェニファー・ハドソンをメインにした下積み時代と、彼女が脱退してビヨンセがメインとなる中盤以降でストーリーに変化します。前半はひたむきに成功に向かって努力する姿を映し出し、中盤以降は成功し活動を続けるにあたり、次々に起こる軋轢が話の中心に変わるんですな。
やはり、注目はアカデミー助演女優賞を獲得した ジェニファー・ハドソン。彼女が中心で前半を引っ張る。ビヨンセが彼女に食われてたという批評もあるけれどそれは少しかわいそう。ストーリー上、ビヨンセの役は中盤以降の苦悩の時代に脚光を浴びる役なので、どうしても地味な役柄になってしまうんですな。ビヨンセがドリームズのメインボーカルになって、ジェニファー・ハドソンよりも綺麗だけど歌唱力は落ちる役どころなので、終盤までは役として控えめで、やっと物語上を注目を浴びるのがドリームズ解散間近の終盤になってから。彼女にとってはそんなに美味しい役どころでないことは確かですな。ラストシーンのドリームズ解散コンサートも、構成上ビヨンセは脇役扱いだし。
関係ないけど、この映画でのエディー・マーフィーが好きになれなかった。どうしても僕のイメージだとコメディー映画なんだよね。減点分はエディーかな。
あの役をエディー・マーフィーのしたのは一種の皮肉かな。





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