ボルケーノ

お前らとにかく先に逃げろよ ★ 20点(100点満点)

 この「ボルケーノ」をあえて褒めるところがあるとすると、日本人とアメリカ人の自然に対する考え方の違いを表したと言うこと。もちろん意図せずしてだけど。以前から言われていることだけど、日本人の思想は神道であって、自然自体は偉大なパワーで、共存するものではあっても、それを制御しようという思想はないんですな。対して欧米の思想だと神の子である人間が自然をも支配し、コントロールするという考え。ディザスターパニック映画だとその違いが如実に表れてくるもので、この作品の場合はテーマが火山になっただけ


▽▼ネタバレあり▽▼


 この映画そのディザスターパニック映画の基礎をキチンと踏襲してます。主役の人間(この場合はカリフォルニア州緊急事態管理局々長/他には記者とか普通の地元の兄さんとか)とその分野の学者(この場合は火山学者)がタッグを組み、対処していくと言うもの。ストーリーも王道で、

 予兆はあったが判らず => 緊急事態が突然起こる(過去に例がないほど大規模) => 最初は対処法が判らず逃げ回る => 学者が対処法を提案するが焼け石に水 => 主役が何か対処する => 一見収まったかに見える => 更に大規模になって再び襲いかかってくる => なにかあり得ないような方法で対処する(学者は反対「そんなのムリよ」) => 無理矢理やる => 見事収まる => 仲良くなってハッピーエンド

 ってな具合のストーリーで、見事にそれを踏襲してます・゜・(ノД`)・゜・。 
お約束の主人公の身内が出てきて、災害に巻き込まれるところも健在で、主人公が現場の最前線まででて救出!(事件は会議室で起こっているんじゃない現場で起こっているんだ!/皮肉)

 最後は町中やビルを爆破までして、街を最悪の事態を避けることに成功・・・・・つか、ムリだろう。わざわざ普通なら数日かかるとセリフで言わせてるのに、30分でなんて。この手のおバカ映画ならそんな点に全く触れずに成功させるくらいの力技が必要。いちいち言わせると違和感がでるだけ。その辺のバカになりきれなかったところがこの映画のマイナスポイント。 

 最後に、この映画の見るべきところと言えば、溶岩の流れw リアルで良くできてます。

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