No!no!no!nohhhhhhhh!!!!!!!!!!!!!!!!!!★90点(100点満点)
「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」は、長かった前フリを完了し、物語のヤマを迎えることに。ただ、旧シリーズを見たことがある人にとって、結末は予想が出来るわけで、そこへの展開が果たして持ちこたえられるだけのモノかは期待をするところ。
旧シリーズ未見の人もいることなので、詳しくは書かないが、旧シリーズに登場するキャラクターは当然この作品では 死 な な い わ け で 、逆に言えば登場しないキャラクターは死亡することが予想されるわけですな。旧シリーズをつぶさに観ていれば、かなり詳細な情報が入るはずで、映画の結末が予想できるのはこの手の作品としては痛いところ。それでいて高得点をつけたのは、予想は当然予想通りになっても、それに余りある展開を見ることが出来たのが大きいところ。
一番の見所はやはりアナキン・スカイウォーカーがいかにして、ジェダイからシスに墜ち、ダース・ベイダーとなったかにつきる。アナキンにつきまとう自負心と焦りと被害妄想的な感情がこの作品では爆発することに。そうなるに至ってのサポートは、オビ=ワンとの関係よりも、パルパティーンとの関係が強いのが判る。この作品でのパルパティーンを演じたイアン・マクディアミッドの好演によることろが大きい。彼のアナキンをダークサイドに引き込もうとする様々な手段を巧みに演じ、それを見る者に納得させる演技は賞賛に値する。
▽▼ネタバレあり▽▼
この新シリーズを見て思うことは、CGというのは心に残らないということ。旧シリーズでは感動すらした特撮という表現方法が、CGとなって一見万全に見えるが、見る者にとってもどうせCGだろと思わせてしまって、格段に進化した特撮技術も、それに見合うだけの評価は与えられない。過去の宇宙での艦隊戦は感動したモノだったが、この作品のヨーダの様により複雑な映像で、画面狭しと実在しないヨーダがビームサーベル片手に格闘してみせても感動しないのは、種が見えてしまっている手品のようなもの。
とは言っても、ドラマとしてのこの作品は感動的で、ダース・ベイダーへと墜ちてゆく顛末は慎重に見るべき。個人的にはこの作品でのオビ=ワンと旧シリーズのキャラクターの落差は大きすぎる気がするが、ときを隔てて変貌したと自らを納得させた。この作品を見てからエピソード4を見てみるのもオツで、エピソード4でのオビ=ワンとダース・ベイダーの戦いは、いまから見てみると納得の出来るものであった。当時はどうして、オビ=ワンが闘いの途中で闘うのを止めたか判らなかったけどね。これは脚本の勝利ですな。スター・ウォーズファンなら絶対見ないと。未見の人は是非エピソード4から公開順に見ることを強くオススメする。
新三部作なんていらなくて、この作品を少し付け加えた作品一作で良いのでは?





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