ドキュメンタリーの最近のブログ記事

悪貨が良貨を駆逐する★85点(100点満点)

  こうなるのが彼の運命なのか、シルベスタ・スタローンの二大看板作品と言ったら、「ロッキー」シリーズと、この「ランボー」シリーズ。第1作はどちらも良作なのに、2作目以降は時代の要請なのか、エンターテインメント作品と成りはてて、映画マニアを落胆させたシリーズでもある。ところで「ロッキー」シリーズの最新作「ロッキ^・ザ・ファイナル」では原点復帰したのだが、なんでもこの「ランボー」シリーズも「ランボー4」の制作が決まっているとか。これもロッキーみたいに第1作の様に社会派的な作品になるのか、エンターテインメント性の強い作品になるのかは見もの。何になるんだろうね。サブタイトルは。「ランボー 怒りのテヘラン」とか「ランボー 怒りのピョンヤン」とかがオススメ(嘘

▽▼ネタバレあり▽▼


ブッシュ嫌いの、ブッシュ嫌いによる、ブッシュ嫌いの為の、企画モノ映画 ★ 16点(100点満点)

 深夜の映画放送枠で放映したので録画鑑賞。CM含めて1時間40分だったのが、とてもお手頃だった「華氏 911」。暇な時間にサクサクっと鑑賞。深夜の映画の放送枠の秀逸さは後日語るとしてここでは感想を。

 何だろうね、この映画は。最初に描いたように、ブッシュ嫌いのための映画。ジャンルを社会派にしたけど、正直そこまで社会派でないし、もちろんドキュメンタリーでもないし、ブッシュを徹底的にこき下ろしているけど、そこまで笑えないからコメディーでもないし。

 とにかくブッシュを徹底的に、こき下ろしている映画で(この表現が一番適切)、そのために映像ライブラリから引っ張り出してきた画像や、自ら取材と言うよりもアポなし突撃したシーンを、マイケル・ムーアの主観で切り貼りした映画です。まったく客観性はなし。おそらくブッシュ嫌いの人にとっては拍手喝采なんだろうね。筑紫哲也とかは喜んで見そうだけど。
 公開された当時に話題になったけど、どうしてそこまで話題になったのかは判らない。あまりに表現が下手で、ブッシュ批判のレベルにも達せず、ただの中傷に留まっていること。

▽▼ネタバレあり▽▼


ノンフィクションだけに救いのない映画 ★★★ 69点(100点満点)

ルワンダの内戦、フツ族による少数派ツチ族の虐殺が行われる中、フツ族である「ホテル・ルワンダ」の支配人である主人公が、ツチ族である自分の妻やほかの多くのツチ族を匿い、大勢の命を救った話。

▽▼ネタバレあり▽▼


大衆作品を社会的に仕上げた作品 ★★★★ 70点(100点満点)

 アフリカがブームらしい。確かにハリウッドでは以前から比べるとアフリカがテーマの作品は格段に増えている気がする。いずれブログにも書く予定だが、ハリウッドでの日本ブームに共通する要因も多い気がする。それはハリウッドでのネタ切れ。ネタ切れがアメリカから飛び出させ、世界をテーマにした作品が増えているのだろう。今年のアカデミー賞で最初の司会者(誰だか忘れた)が言及していたが、本当の意味で国際化してきた。かつてはせいぜい何系アメリカ人だったのが、各国を題材にするのに伴い、現地の俳優を積極的に使い始めたんだんですよ。

 今回のエントリーに関係ない話題はこれくらいにして、今回の「ブラッド・ダイヤモンド」をエントリーするについて、正直ジャンル分けに迷ったんだよね。アクションと言うべきか社会派サスペンスにするべきか。それくらい、両方の要素が強い。よく言えばバランスがよく、悪く言えばどっちつかず。しかも、それなりに良い作品の仕上がっているから、始末が悪い。これは批評する者泣かせになっている。

▽▼ネタバレあり▽▼


人種のるつぼ国家での人種間差別の見本市 ★★★ 69点(100点満点)

クラッシュ」は良い作品と聞きつけて、「クラッシュ」ってそんなにいい映画だと思わなかったがと回想に耽り、Yahoo!映画で検索するとなるほど数種類あるのね。今回の映画評は2004年に公開された「クラッシュ」。

 白人、黒人、メキシコ人、韓国人、中国人、イラク人など、他民族・移民国家であるアメリカの現状を、それぞれ交錯させながら進行されるストーリーで、その負の連鎖を表しているんですな。似たような映画で「アメリカン・ヒストリーX」というのがあるだけど、「アメリカン・ヒストリーX」は主に白人と黒人間の対立を描いているのに対して、この映画は各人種間で起こるそれぞれの対立を明らかにする構図。その部分がこの映画の評価に絡んできたのが・・・


▽▼ネタバレあり▽▼


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