大衆作品を社会的に仕上げた作品 ★★★★ 70点(100点満点)
アフリカがブームらしい。確かにハリウッドでは以前から比べるとアフリカがテーマの作品は格段に増えている気がする。いずれブログにも書く予定だが、ハリウッドでの日本ブームに共通する要因も多い気がする。それはハリウッドでのネタ切れ。ネタ切れがアメリカから飛び出させ、世界をテーマにした作品が増えているのだろう。今年のアカデミー賞で最初の司会者(誰だか忘れた)が言及していたが、本当の意味で国際化してきた。かつてはせいぜい何系アメリカ人だったのが、各国を題材にするのに伴い、現地の俳優を積極的に使い始めたんだんですよ。
今回のエントリーに関係ない話題はこれくらいにして、今回の「ブラッド・ダイヤモンド」をエントリーするについて、正直ジャンル分けに迷ったんだよね。アクションと言うべきか社会派サスペンスにするべきか。それくらい、両方の要素が強い。よく言えばバランスがよく、悪く言えばどっちつかず。しかも、それなりに良い作品の仕上がっているから、始末が悪い。これは批評する者泣かせになっている。
▽▼ネタバレあり▽▼
一歩間違えれば駄作になりかねない内容なのに、そうならなかったのはいくつか理由があると思う。
第一はジャイモン・フンスーの存在感でしょう。よく見る黒人の俳優さんで、この映画の中での珠玉といえるかもしれない。連れ去られた子供を捜す父親の感情を的確に演技しています。序盤はこの人がメインで、中盤ディカプリオと行動を一緒にするまでは社会派作品的に進んでいくんですな。でも、ディカプリオと会ったとたんに大衆娯楽作品に早変わり。
第二は立ちはだかる敵役の魅力が控えめで、それらを乗り越えていくというエンターテイメント要素が減衰したのが、結果として社会派的な作品の印象を強くしているんですな。
第三はジェニ・ファーコネリーの位置。万が一ハリウッドにありがちな、彼女とディカプリオが恋に落ちていたら(いや落ちているんだけどね)、駄作になっていたでしょう。そこは辛うじて必要最低限のところで踏ん張っている。結果として、良い方向で作品がラストを迎え、心にくる作品に仕上がったんだと思いマスです。
|oΘ)b ぐっじょぶ!!
よくわからない批評になってしまったが、それだけ微妙な作品になっているのは否めないです。個人的にはもっと社会派的な方がよかったけど、レオ様ファンのおばさん、もといおねえ様方には、これくらいがちょうどよいと言うことで。





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