脚本家の力量というものが実感できる作品。悪い意味で・・・ ★★ 32点(100点満点)
この「スパイダー」は、「コレクター
」のパート2だそうで、実は僕は長い間、本作をパート1だと逆に思ってたんだよね。どうしてかは謎。ただそう勘違いするくらいに、前作とのつながりはなし。前作は「羊たちの沈黙
」の様なサイコサスペンス仕立てなのに対して、本作ではその辺はバッサリ。同じ事と言えばモーガン・フリーマンくらい
とにかく観た感想はモーガン・フリーマンでこの映画は保っているものの、ストーリーのアラが目立ちすぎ。セリフでの状況の説明は当たり前で、制作者に都合の良い展開が続くんですな。最後も「意外」な展開で幕を閉じる。
▽▼ネタバレあり▽▼
(普段は核心部分まではネタバレしないのでもう一度警告)
▽▼▽▼▽▼再度警告ネタバレあり▽▼▽▼▽▼
ストーリーは上院議員の娘が誘拐され、ひょんな事から事件に関わることになった、プロファイラーであるモーガン・フリーマン演じる主人公が、犯人を追いつめていくと言うもの。相棒は、誘拐時に上院議員の娘を警護していた、シークレットサービスの女性担当官。
でっ、いくらなんでもラストの意外な展開として、主人公と最初から行動してたシークレット・サービスの女性を真犯人にするのはどうよ?彼女は映画の最初でまんまと誘拐犯に上院議員の娘を誘拐されてしまったんだよ。で、彼女に救いの手をさしのべたのがモーガン・フリーマン演じる主人公。その彼を欺いて、なおかつ実行犯(劇中では実行犯を気付かれずにコントロールしているとの注釈あり)。そりゃ、後付の理由だろうが(゜Д゜)ごるぁ
実は前半部分は、こんなに酷評するほど悪くはないんだよね。話のピークを迎えた後の結末へのどんでん返しがものすごく あ り え な い 構成。ネットで調べちゃいましたよ。脚本家が途中で降板したとか、途中で予算がなくなってどうになかったんでないかと、そんなネタを。でもなさげ。そう勘ぐりたくなるほど、ラスト部分のどんでん返しは、意外と言うよりも無謀。
あと誘拐された上院議員の娘があり得ない。自分自身を守るため、八面六臂の大活躍をします。最初犯人の監禁場所のボートの中では、オーブンにバッテリーを仕掛け爆発、船を炎上させて逃げようとするし、ラストでは真犯人であるシークレットサービスの女から逃げるために、部屋の電球を破壊して暗闇にして逃げる。あんた 特 殊 部 隊 に で も 入 隊 経 験 あ り ま す か?どんなダイハードやねん。 タイトルを「沈黙のスパイダー」とした方が良いんじゃないか?
いろいろな小細工を労しすぎ。結果として見事にすべてはずしている。ラストシーンいらないんじゃyないかな?なければもう少しはまともな作品だったと思うが。
策士、策に溺れる ( 策 士 か ど う か は 不 明 だ が )





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