ボーン・コレクター

寝たきりの主人公がアクションシーンまでこなしてしまう ★★★ 59点(100点満点)

 近年まれに見る設定で始まった「ボーン・コレクター」。このような設定は、おそらくヒッチコック監督の「裏窓」のジェームス・スティアート以来でしょ。デンゼル・ワシントンが演じる主人公が事故で全身不随で、動かせるのが顔と指一本だけという設定。その主人公が、タクシーで無差別に拉致し、殺害して行く連続殺人鬼を追いつめるというもの。「裏窓」との違いは、「裏窓」はあくまでほとんど部屋からのシーンのみなのに対して、「ボーン・コレクター」は、主人公の手足耳目になるアンジェリーナ・ジョリー演じる女性警察官がいる。

 ジャンルで似ているとすれば、同じようなプロファイラーものの「羊たちの沈黙」との違い。「羊たちの沈黙」と違い「「ボーン・コレクター」」は徹底的なエンターテインメントを貫いています。とにかくいろいろな要素を詰め込みすぎというのが率直な感想。特に注目するべきなのがこの主人公。主人公が全身不随で動けないってだけでもお腹いっぱい。しかも元警察官(現役ではない)で、時々発作で、生死の縁を彷徨うときたら、もう他に付け加えることないでしょう。さすがにそれでは色気がないと制作者が思ったのかアンジェリーナ・ジョリーを手足に使って、しかも初対面なのに高飛車な命令の連続。いくら有名な元警察官と言っても、現役警察官が協力するってないんじゃないの?

▽▼ネタバレあり▽▼


 いやがるジョリーに死体の手首を切れという、どSな命令もしたり、変人ぶりは前例にないと断言できる!しかも、主人公は安楽死を模索中という、まさに鬼に金棒、傍若無人な設定。怖い者なしだね。このすごい設定が、ラストシーンで主人公がほとんど動かないアクションシーンを作り出した。これは面白いので、実際に見てね。

 で、やはり議論になるのが真犯人。これは楽しみのために書かないでおくが、それくらいの真犯人なら、わざわざ関連づけしなくて良いんじゃないの?って言うのが僕の感想(実際に観た人以外わけわかんないかも)。かなり無理矢理感がしたのは僕だけ?おもわず、ビデオ巻き戻しちゃったよ。なんだかな。

ラストシーンは無理矢理ハッピーエンド工エエェェ(´д`)ェェエエ工

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