ジョディ・フォスターの熱演、アンソニー・ホプキンスの怪演 ★★★★★ 95点(100点満点)
この映画何回観ただろ。レクターシリーズの第一弾、レクターシリーズの元祖。ストーリー的には「レッド・ドラゴン」のあと。
「羊たちの沈黙」は言わずと知れたレクターシリーズの元祖。この作品がアカデミー賞を総なめしたことによって、後の作品群が生まれたと言っても過言ではない。それが良いか悪いかは別として・・・・・
この作品の良さは、アンソニー・ホプキンスと言っても過言ではない。それに負けじとジョディ・フォスターが好演。でもやっぱりホプキンスの演技に掛かっているところは間違いない。彼の演技はこの作品では随所に光っていて、特にレクターの登場シーンは彼が出したというアイデアにより、ハンニバル・レクターの存在感を際だたせている。会話のひと言ひと言も示唆に富んで洗練されており、脚本も同時に評価されるべきだと思う。
▽▼ネタバレあり▽▼
ストーリー展開も秀逸で、メインである猟奇殺人鬼バッファロービルを追うクラリスと、サブストーリーであるレクターがうまく絡み合っている。しかもレクターは本作ではサブストーリーであるにもかかわらず、その存在感は強くしかも主張しすぎないのはアンソニー・ホプキンスの力だろうか。
後の作品が束になってもかなわないのは、この作品がそこまで細かい部分までこだわって描かれており、しかもストーリーが洗練されているということ。何回観てもなるほどと唸らせることができるのは率直にすごいと思う。
ジョディ・フォスターのFBI訓練生の役も新鮮さが現れていて、続編への出演がなかったのは残念だが、それらの完成度をみるとかえって正解とも言えるかも。レクターとクラリスの会話部分は単なる会話に留まらず、機微の部分まで表現できるのは二人の演技力によるところが大きいと思う。
柳の下にドジョウは二匹いなかった





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