シックス・センス

二度観たら意外と良い映画★65点(100点満点)

 「シックス・センス」を初めて観たときは、そのオチの印象が強すぎて駄作だと感じてしまったのが正直なところ。テレビ放映されていたのを機に二度目を、オチを踏まえつつ観たら意外と良くできた映画だと感心した次第。二度観て面白いと感じる映画って少ないが、一度目がつまらなくて二度観たら面白く感じる映画は稀ですな。そう言った意味では貴重な作品。ただ、M・ナイト・シャマラン監督はこの手のオチが多いので、ややワンパターンに感じることは確か。そう言った意味ではこの映画はシャマラン映画の原点ですな。

  この映画はブルース・ウィリスとハーレイ・ジョエル・オスメントのダブル主役だが、オスメント君なしではあり得ない映画ではある。この人のやや悲しそうな顔立ちが、この映画での演じる死んだ人が見える少年の役柄がピッタリ。対してブルース・ウイルスは珍しく知的な精神科医という役柄で応じている。


▽▼ネタバレあり▽▼


※この映画はラストのオチが重要なので、未見の人は以下の書き込みを読まないことを推奨※

 ブルース・ウイルスは死んでいたというのが最大のオチだけど、二度目にそれを知った上で観ると、なるほどなと良く出来ていると感心すること間違いなし。死亡後の妻とのすれ違いのシーンなど、実に巧みにそれを描写していて、観ている側に死んでいることを感じさせない。僕は最初に観たときにオチを見破れなかったので感動することひとしお。ただ、映画自体が面白くなったわけではないので、そこは覚えておいた方が良いだろう。さすがに三度観て面白い作品だとは思わない。

 映像は綺麗なのだが、なにしろテーマがテーマで暗いので、それを堪能するには至っていない。ストーリーもハッピーエンドというよりは、現実と妥協したと言わざるを得ない。どうしても最後のオチ以外の大きな盛り上がりがないので、叙情的な映画で終わってしまっている。ブルース演じる精神科医のアドバイス「話を聞いてあげると良い」はもっともらしいが、他の映画なら巫女がお祓いなりエクソシストが除霊をするところだが、それをしないで何となく友達になるのがこの映画、この変わった感覚はシャマラン監督の作品独特なものだと言えるかも。

ドラマとして面白いというよりかは、ビックリ箱的な衝撃のある作品

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