日本の最近のブログ記事

ヽ(ΘДΘ)ノわーん いったい誰と闘っているんだ?★65点(100点満点)

ハウルの動く城」の作品の評価を下げたA級戦犯は二つある。一つは倍賞美津子とストーリーだろう。声の老若を気にしたことはなかったが、この作品を見るとその違いは顕著で、倍賞美津子の声はあまりに老けている。この映画の宣伝コピーの「18歳のおばあちゃん」とはよく言ったもので、この声のせいでもともとのソフィーの若さが感じられない。ソフィーの精神的な年齢がこの映画のテーマの一つなんだが、少なくとも表面的な声は若いままであって欲しかった。対して好演なのがカルシファー役の我修院達也。この映画での数少ない救いの部分。実際に見るとあまりに個性が強すぎて萎えるが、声優としての出演はマイルドでかなりいいと思う。木村拓哉は評価保留で。可もなく不可もなくが正直なところ。その役柄自体が正体不明なところがあるので、それですべて語ってしまうのは早計かもしれないので。ただ、やや棒読みっぽいところがあるのは否めない。でもどうして宮崎アニメは声優でなく俳優を使いたがるんだろ。

▽▼ネタバレあり▽▼


Jリーグ、Jビーフ、J-Phone、JJ、Jホラー★60点(100点満点)

 ハリウッドでもリメイク版が制作された「リング」。やっぱり夏と言ったらホラーですな。稲川淳二を見ると夏を思い出す。ホラーと言ったらJホラー、Jホラーの代表格と言えばこの映画かな。

 以前の日本映画が見られたものではなかったというのは何回も書いているけど、おそらくナントカ見られるぐらいまでにレベルアップしたのがこの映画の頃から。この「リング」のヒットで後続が出来て、Jホラーなんていうジャンルも出来た。そう言った意味ではこの映画の存在は大きいけど。だけど、それほどおもしろいかな。この映画を見たときに個人的に評価できなかったのは、それ以前に同じ原作のテレビドラマスペシャルで、「リング 事故か!変死か!4つの命を奪う少女の怨念」という高橋克己が主人公のドラマがあって、そっちの方が怖かったので、インパクトが全くなかった。ストーリーも弱いし。気になる人は以前レンタルビデオ屋で見たので、探してみて。

 あと、松嶋菜々子の演技が・・・・・この人こんなに大根だったっけ?ほとんどのシーンkの人が絡んでいるだけに目立つよね。ドラマでは大根でも映画だとそうでもない人が多い。なぜなら映画は何回も撮り直すから。それでもこれだけ目立つのはヘタなのかな。好きは女優だけど、よく考えるとまともに演技って見たことなかったや。ドラマは見ないから。あと、このブログで何回も書いたけど、子役がヘタすぎ・・・・・その辺りが妙な現実感を蘇らせるw

▽▼ネタバレあり▽▼


アニメと実写だとどちらがコストがかかるんだろう。★55点(100点満点)

 なんだか、夏休みということで、アニメを一挙に放送しまっくっているわけで、お金をかけずに<=ここ重要、むさぼるように映画を観て批評してゆこうという当サイトにとってはありがたいわけで。しかしながら正直、アニメがそれほど好きではないのでなんだか微妙。そんな心を見透かされたのか、微妙なアニメがこの「耳をすませば」。

 どの辺が微妙かというと、アニメでなくていいじゃん?というのが率直な感想。現在の中学生の恋愛模様をつづったのがこの作品で、どうしてアニメで作ろうと思ったのかは疑問が残る。原作がコミックだからアニメなのか。

 もう一つ微妙に感じたのがそのストーリー。小説と言うよりはエッセーに近い感じで物語が進む。すごいメッセージ性やテーマがあるわけでもなく、ものすごい盛り上がりがあるわけでもなく、何となく進んでいくほのかな恋愛ストーリー。冒頭では、映画のテーマソングであるカントリーロードの訳詞に情熱を注いでいるんだが、それが後半なんいか大きな結末を迎えるかと思いきや、なんとなく曖昧になって終了。そんな感じで数々の挿話があって、最後まで繋がらないまま終わってしまう。

▽▼ネタバレあり▽▼


米良さんが主人公ではないですよ。美輪さんも(ry★94点(100点満点)

 数ある宮崎作品の中で最高の作品だと思うこの「もののけ姫」。公開当初は、和風の作品がとても意外に感じたんだもんで、こんな作品もアリなのかなと認識した次第で。それまでアニメの作品で、中世の日本をを題材にしたのは一休さん以来だったと思う。それ以降、数度観たけど、観れば観るほど新しい発見がある作品。判らなければ判らないで表面をなぞっても、作品として優れているので楽しめる。

 他の宮崎アニメと違って、子供向け要素が無い。宮崎作品には珍しく、首は飛ぶし、手もチョン切れるし、グロい描写が出てくるのは、物語には欠かせないとはいえ、いままでの作品とは別物だと感じさせる。もう一つ他の宮崎作品とは違う特徴は、従来だとあまり触れたがらない、微妙な問題を取り入れているところ。ハンセン氏病らしき患者の描写があり、売られた女性を受け入れるという表現があり。これらをみるだけで、子供向けではないというのがわかるでしょ。

▽▼ネタバレあり▽▼


気がつけば山田風太郎★33点(100点満点)

 なぜだか勝手に「魔界転生」の原作者を小松左京だと思いこんでいた僕。話がつまらないなぁと思っていると、原作者が山田風太郎であることが判明。どうも個人的に山田風太郎はダメなんだよね。時代劇ファンタジーとも言えるような作風が。全体的に悪くはないんだけどストーリーが引っかかってくる。時代劇というより和製オカルトだけど、物語が後半になるにつれグズグズに。

 所々の映像は見るものがあると思う。冒頭の島原の乱のシーンはかなり大がかりで、攻城シーンをここまで忠実に再現した映画は記憶がない。鷹狩りのシーンとか、紀州の軍勢が江戸に上ろうとするシーンもかなり忠実ではと思う。それだけに、ストーリーが残念でたまらない

▽▼ネタバレあり▽▼


シンクロというと小谷実可子を思い出す★72点(100点満点)

♪なーつがくーればおもいだすー 年中行事の感もある「ウォーターボーイズ」。フジテレビが制作した映画。テレビ会社が映画業界に参入したことは一定程度評価したいと思う。それ以前の邦画は伊丹作品以外は見られるシロモノではよね。その後スタジオジブリの作品が評判になり、チラホラと観られる作品が出てきた。更にはフジテレビなどテレビ会社が本格的に参入してきて、作品のレベルを上げて選択肢の一つになるまでになった。テレビ会社の参入は少なくともテレビドラマレベルまでは作品の質を高めたと思う。そういう意味ではこの作品は初期の成功を決定づけた作品だと思う。

 この「ウォーターボーイズ」のヒットによって続編ではないけど、女子版ウォーターボーイズともいえる「スウィングガールズ」が制作されることになった。あんまり勧めないけど・・・・

 出演者は妻夫木聡と玉木宏など今を時めく若手俳優が名を連ねている。さらにはコーチ役で竹中直人と役者はそろった!ただ、個々の役者のキャラクターにおんぶにだっこで、笑わせるポイントは少ないかも。ただテンポが良く小粒ではあるがギャグも続くので、全体的にそれなりのレベルの作品に仕上がっている。

▽▼ネタバレあり▽▼


スポンサーが日通だったら、主人公はペリカンか?★74点(100点満点)

 もう、20年近くの前の作品になるのかとしみじみ。そう考えると「魔女の宅急便」はもう初期の方の作品になるのか。スタジオジブリとして一般にも認識され始めたのってこの頃からのような気がする。

 最近の宮崎アニメは話がやや難しい傾向があるけど、この作品はとてもわかりやすく万人向け(良い意味で)。一昔前の時代の世界と空想の世界をミックスした世界観。この作品は敵が出てこないので、安心して観られるね。興味深いのが主人公のキキが魔法使いでありながら、ホウキにまたがり飛ぶという能力しかないこと。しかもその能力自体もかなり怪しいけど。おそらくこの設定は、物語の中で主人公の成長に伴った苦悩を表すのに必要だったのかも。なんでもできる魔法使いなら、そんな葛藤は表現しづらいもんね。

▽▼ネタバレあり▽▼


「東京タワー?」「 オカンとボクと、時々、オトン?」「いいや、エロい方」★57点(100点満点)

 恋愛モノが嫌いなのは「やっかみでは?」というのはいい推測っす。でも必ずしもそれだけではない。この「東京タワー」の様に、恋する二人だけの世界を作り出して、他の迷惑を顧みないこと。別にモラリストな訳ではないけど、傍若無人な振る舞いをしてそれに感情移入が出来るわけでもなく、見ている側が取り残されるばかり。この映画はそんな典型的な作品だと思う。

 大学生と主婦、二組の行く末を描いたのが本作品。見た感想を言わせてもらうと、 あ り え な い 。主婦の黒木瞳の不倫相手が大学生の岡田准一。まあ、そりゃ黒木瞳のような主婦がいたら、大学生といえども危険な恋に走るのはわかる。だが、そんな主婦がどこいるんだ?

▽▼ネタバレあり▽▼


忍者版ロミオとジュリエット★33点(100点満点)

 日本が海外から誤解されているものの代表格と言えば、この忍者。ただ、誤解されているというよりも誤解させていると言った方が正しいかもしれない。印を結ぶとドロンと消える類のモノ。子供の頃は忍者ハットリくんが好きで(決して赤影世代ではない)、この種の忍者モノは好きだったが、大人になってはさすがにチョット。もっと、本格的な忍者映画を見てみたいもの。

 その誤解させている忍者小説を書いた山田風太郎の原作で、「甲賀忍法帳」を元に作られたのが本作「SHINOBI」。なんでも日本初の個人事業家向け映画ファンドで制作された映画らしい。あまり興行的に振るわなかったらしいが、どうなったんだろうか。その後についてはネットで検索してもあまり情報がないようで。。。ファンドの話を一切聞かなくなったので、やはり上手くいかなかったのだろうか。映画好きだけに少し気になるんだよね。でも、このShinobiには投資はしなかっただろうけど。

 この作品の評価はこの点数の通りだと思うけど、所々に見るべき点も多かったのも事実。全編に渡る映像の美麗なところ、構図のすばらしさ(一部のCG,アニメ、ワイヤーアクションシーンは除く)は言及すべきだと思った。カットもやけにワンカットが長い典型的な日本映画と一線を画していた。ただこの画像に関することもその質がバラバラ。一部には「フィルムの上に手書きか?」とすら思わせる極めて質の悪いアニメが使われていたり、他の映画を意識しすぎたワイヤーアクションがあったのも事実。それがまだ小慣れてないのがありありと見えた。

▽▼ネタバレあり▽▼


すべてにおいておしい映画 ★★★ 60点(100点満点)

 このブログでもたびたび書いているが、映画の善し悪しを決める大きな要素が脚本の出来。しかし、映画の作品としての出来が必ずしも脚本の出来に直接影響しないのが難しいところ。たいていの場合、監督の手腕によって、その映画自体の評価が決まる場合が多いので、どうしても監督の影に隠れがちなのが脚本家の宿命。それでも脚本で客が呼べる希有な存在の一人が、この映画「69 sixty nine」の脚本家である宮藤勘九郎。

 ちなみにタイトルの69は1969年のことらしいが、別の意味ではと勘ぐってしまうのは作品に数多く盛り込まれる下ネタのせい。その下ネタのレベルが主人公である高校生レベルなので、正直僕には楽しめない。下ネタに限らずこの映画には多くのネタが盛り込まれているのだが、こうした対象年齢限定のネタも数多いため、1969年に生まれておらず、しかも高校生でもない僕のような存在には消化不良だ。1969年に高校生だった人がいたらその評価を聞いてみたいモノ。この消化不良の原因は単に僕向きのネタ不足から来るだけでなく、主人公の妻夫木聡と安藤政信の配役のせいだと思う。

 先に言っておくと、二人の演技が悪いわけではない。むしろ演技は良く、しかも安藤の九州なまりの強いセリフは賞賛されるべきと思う。ただ、二 人 は 爽 や か す ぎ る。下ネタをやってもイヤラシくないのだが、その分あっさりと流れてしまう。それを補うためかより過激な表現を使っているがそれすら軽く流してしまうのが二人の存在。その辺が面白い感覚を作り出しているのもこの映画の特徴。

▽▼ネタバレあり▽▼


CGによる艦砲射撃シーンが唯一の見所 ★ 10点(100点満点)

 テレビで放映される映画は「面白そうな」映画はその時点で観るのだが、「面白そう」ではない映画やその時間に観ることができない映画は、HDレコーダーで録画してヒマな時に見ることにしている。HDに録画した映画は深夜の映画も含めて、「面白そう」な映画から観ていくことになり、当然ながら「面白そう」ではない映画は長い間HDにデータだけがある状態になるのである。この「面白そう」というのは当然僕の先入観による想像であるけれど不思議と当たるのである。この映画は4月にテレビで放映されて、いま観たと言うことは、僕のこの映画に対する期待が判るというものであろう。結果としてこの想像が大当たりしたわけだが、ツマラナイ映画はツマラナイ映画として、いかにツマラナイかを書き連ねるのがせめてもの供養だと考える。

 「男たちの大和 / YAMATO」は言わずと知れた、帝国海軍の戦艦大和を題材にした映画である。以前からこれら戦艦大和を題材にした映画やドラマは多く、その艦名とあわせて日本人の琴線に触れるのは判るのだが、個人的にはそもそも大和をテーマにした作品自体に無理があると思う。戦艦大和が舞台になるのは大戦の後期で、日本海軍は先のレイテ沖海戦で敗れ、まともな艦隊戦を行うことが不可能になってからである。つまりはそこに、まともな戦略なり戦術を期待すること自体が無理な状況であり、映画ドラマで取り上げられるのは、先に書いたとおり日本人の琴線に触れるからのみであると思う。ただ、まともな戦術をもはやとれる状況でない以上、戦艦大和を帝国海軍としては特攻させて、映画としては感動大作にするしかないのである。 「硫黄島からの手紙」との違いはまさにここで、「硫黄島~」では多少なりとも描かれていた戦術が、「男たち~」では皆無なのである。その結果、「硫黄島~」では「安心して暮らせる日が一日でも延びるのなら、. この島を護る一日には意味があるのです!」のセリフを現す様に玉砕してもそこで踏みとどまることに意味があったのに対して、この「男たちの~」では戦艦ごと湾に突入し座礁させ陸上の砲台として活用するという荒唐無稽な目標になるために、兵士の奮闘も単なる無駄死ににしか見えないのである。

▽▼ネタバレあり▽▼


鬼気迫る松田優作の演技。あの表情はゾッっとする ★★★★★ 91点(100点満点)


 「蘇える金狼」に続いて、エントリーの松田優作+村川透のコンビの「野獣死すべし」。かなり前に深夜で何作か連続で放送していたのをいまごろになって鑑賞。

▽▼ネタバレあり▽▼


ハハハハハッ!人間がゴミのようだ ★★★★ 75点(100点満点)

 何回目だろう。「天空の城ラピュタ」を見るのって。でも何回も見てしまう不思議な魅力がありますな。

 改めてみてみて、アニメといえども進化しているんだなと感じること感じること。色遣いとか動きとかは最近の新作の方がやはりいい。でもこの作品には揺るぎないおもしろさがあるんだね。まずシナリオがしっかりしている。シナリオがしっかりしているので世界観もしっかりしている。キャラ設定の基本的なところってこの時点で完成されてるんですな。主人公の男女がいて、味方とも敵ともつかない人たちがいて、絶対悪がいて。後の作品にもキャラは変わりつつしっかりと踏襲されてますな。(ここ最近の作品は絶対悪は消えかかっているけど)

 ストーリーはガリバー旅行記、旧約聖書からヒントを得つつオリジナルストーリー。このストーリーの完成度は高いと思う。ムスカ大佐の存在は大きいね。ダークヒーローとしてこの作品に君臨してます。対して個人的にはこの主人公、パズーとシータは幼すぎると思う。いろいろと活躍するけど、やや無理がある。ドーラはいいね。声優の初井言榮、亡くなったのが残念。前半の敵側のイメージと後半の主人公を助ける役回りへの転換がスムーズ。両方とも嫌みがなくその存在感の大きさは初井言榮の声優としてのうまさの賜物だとおもうよ。

宮崎アニメの初期の最高峰だね。

これぞ元祖松田優作ワールド ★★★★ 71点(100点満点)

 「蘇える金狼」を観ると、かつては邦画も面白かったんだなと実感する。その世界観、画面から受ける迫力は今となっては希有な存在。松田優作はリアルタイムではそれほど観てないんですよ。でも、なるほど一部熱狂的な人気があったのが納得できる。

▽▼ネタバレあり▽▼


世界には二種類の人間がいる。この映画で笑える人間と笑えない人間の二種類だ。 ☆ 3点(100点満点)

 年に2.3本しか出さないと言った最低ランクの☆の作品を一週間のうちに二作品、しかも日本で大物とされる芸人がつくったコメディーでこの評価がでたから驚きだ。正直「監督・ばんざい!」を観たときに、これほどひどい映画はしばらく観ないなとタカをくくっていた。しかし、「監督・ばんざい!」を観ておいて、「大日本人」を観ないと後悔することになりそうなので観ることに。

 この映画を観た感覚は海外の映画館で一人で鑑賞したときの感覚にとても似ている。日本国内でも構わないが、外国人と映画(特にコメディ)を観ると笑いのタイミングがかなりズレることになる。劇場の中でポツンと一人だけ笑えない。お笑いは特に文化的な背景があるので、国が違うと笑いのポイントもズレてくるんですな。そんな異文化体験をこの映画で得るとは露ほどにも思わなかった。ただこの映画では笑っていた方が少数だったが。
 中程度の広さで一人だけ爆笑し続けている人がいた。どこからともなく聞こえてくる笑いは、お笑い番組に入れるスタッフの笑い声みたいなものかと思ったよ。笑いのポイントがズレるのは単に感性だけでなく、共通の歴史や思想などがあってはじめて笑いという感覚を理解できるから。そう言った意味では、僕と松本人志には共通の世界観というものがなかったに違いない

 この笑いの世界はかつてフジテレビで放送していた、「ごっつええかんじ」そのもの。あの番組で繰り広げられた、松本人志ワールドの映画版と思ってもらえればいいと思う。ただ問題は、映画ということとそれに伴って、上映時間が約2時間あるということ。「ごっつええかんじ」にはこの映画と同様のシュールなコントもあったが、せいぜい3,4分程度のモノ。番組内でいろいろなタイプのコントがあるからこそ、それぞれのコントにメリハリがでて、その作風が際だつのである。で、シュールな作品を2時間流されたらどうよ?

法事の僧侶の読経並に退屈な2時間だった。。。。

▽▼ネタバレあり▽▼


問題はこのつまらなさが意図したものかどうかというところ ☆ 5点(100点満点)

 前作TAKESHIS'に引き続いてかなりの実験的な作品で、コメディアンであるたけしの本領発揮のできる映画である(ハズ)。

 まず、この映画の間口が極端に狭い。たけしがすごく好きだとか、北野映画のフリークだという人以外は観ない方が身のため。その上で入場料はもとより上演時間を無駄にしてもいいという人にはもってこいの映画。北野映画好きなので、ついつい怖いモノ見たさに・・・・・(「みんな~やってるか!」は未見だけど) 。

 ところでビートたけしのコントを観たことあるだろうか?「オレたちひょうきん族」ではなく、たけしが考えたコント。あれを面白いと感じる人にはこの作品は面白くてしょうがないだろう。この映画は真に北野流ギャグのオンパレード。今回の映画の数々の要素はかつて自らの番組などで口にしている物で、それを映像化した物と言えるだろう。個人的にはトークは評価してもコントは楽しめたことがないので、観ていてストレスがたまる映画になった。

▽▼ネタバレあり▽▼


事件は会議室で起こっているんじゃない。スーパーで起こっているんだ ★★ 39点(100点満点)

 エントリーを書く時に、いつもどのカテゴリーかを選択するんだけれど、この「県庁の星」は、どれに入れるか迷った。社会派と言うほどシリアスな設定でないし、コメディーにするほど面白くもない。結果はドラマだけどそんなに感動する話でもない。ドラマって言ってもテレビドラマの延長線上にある作品ですな。それもそうフジテレビの映画

 テレビ局が映画界に進出して久しいけれど、それについて賛否がある。賛については、日本映画界を活性化させたこと。下世話な話、予算も以前とは格段の違いでつけられて、映画自体が豪華になった。いわゆる大作モノが日本で作られるようになったのはこのおかげ。以前は同人映画の延長のような作品ばかりで、映画ファンでも観られたモノではなかったのが正直なところ。
 否の部分を言えば、それはまさしく、映画を撮る手法がテレビドラマのの延長上のモノになったこと。こればっかりは必ずしも否定的な要素ばかりではない。それ以前の日本映画は先に書いたように、同人的映画の延長線上の作品がまかり通っていたことを考えれば、肯定的要素も多分にある。だけど、日本映画の技術力が向上して、観客の目が肥えてくれば、金を払ってテレビドラマを見る必要性について考えたくなるのもこれまた人間心理。そんな深みにはまったのがこの作品。

▽▼ネタバレあり▽▼


金髪の座頭市に違和感がない人なら楽しめる作品 ★★★★ 80点(100点満点)

 北野監督の作品は元々クセが強くて観る人を選ぶと思う。独特な演技と間、キタノブルーと呼ばれた色遣いと、全体を闇が覆ったようなストーリー。客が入らないとテレビで嘆いていたが、大衆向きな映画ではないので、どこまでネタなのかは判らないが。その中でこの作品は比較的大衆的な作品。独特の間はあるものの他の作品と比べて薄く、他の作品と比べて入りやすい構成になっている。

 北野監督にとってこの「座頭市」は初の時代劇作品でり、公開前(公開中?)に松方弘樹と千葉真一が「時代にこびた時代劇は作るべきじゃない。妙な時代劇が定着してしまうのは恐ろしいこと」発言し、物議を醸した作品。千葉御大は「キル・ビル Vol.1」にも出演していて、「時代に媚びているのはどっちだ」と失笑を買ったのは記憶に新しい。

 座頭市は故勝新太郎の代表作であるがそれを知らない大部分にとってはあっさりと受け入れられるのではないだろうか。新しい時代劇を作ると豪語したなりに、悪い意味での時代劇での定番は徹底的に排除されている。座頭市という剣客が大人数の敵・刺客を同時に相手にするための合理的な殺陣も用意されている。間違っても敵に囲まれて、「志村うしろー、うしろー」と言われてしまうような殺陣ではないのだ。動きも素早く斬新と言えるだろう。

▽▼ネタバレあり▽▼


m9 ΘoΘ) お逝きなさい!!おまえがな。 ★★ 33点(100点満点)

 全体的には好きだけど演技が嫌いな役者は多いけど、全体的に嫌いだけど演技が好きな役者は少ない。そんな一人が釈由美子。本人曰く病んでた電波系キャラの時からどうもダメ。それをあっさり捨てた潔さは買うとしても、その後の整形騒動とかどうも話題先行で行ってしまう人なんだね。修羅雪姫の演技は良かった。Wikipediaを読むと、メカゴジラの演技が良いらしい。。。。いや、観る気はないけど。

 もう一人、どうも全体的にだめな人がこの作品「スカイハイ 劇場版」にも出ている、大沢たかお。この人と浅野忠信もなんかだめ。なんでかなと考えると、そのキャラが強すぎで、作品全体がその色に染まってしまうんだよね。その染まった色が自分の好みなら結果オーライだけど、そうでなかったら悲しいことになる。そう考えると、渡部篤郎とかやっぱりダメなんだね。

 そんなおいらが嫌いな男女二大俳優を集めたのが本作っす。ちなみにテレビドラマ版は未見、漫画ももちろん読んでない。

▽▼ネタバレあり▽▼


飛ばない俺はただのデブだ ★★★ 60点(100点満点)

 もう何回目だろう、テレビで公開されるの。でも
紅の豚」をまともに見たのって、今回が初めてかもしれない。なんでか縁遠かった作品ですな。

 見終わったすぐの感想は「短かっ!」
短いね。単に作品の時間が短いってだけではないんだよね。盛り上がりに欠けたまま終わってしまうんだよね。


▽▼ネタバレあり▽▼


ショートタイムメモリー(前向性健忘)は、映画界にかなりの需要があるらしい ★ 11点(100点満点)
 
 ごめん、とにかくだるかった、最後まで見るのが。ちょっと前に書いたLIMIT OF LOVE 海猿」が日本映画の動の悪い見本だとすれば、この作品は静の悪い見本。なんだろこの間は。存在感が大物の間を出すのであって、間があればすごい演技というわけではないんですよ。見ているこっちがその間について行けないわけで、冗長なつくりになってしまってる。

 主人公である数学が専門の「博士」は事故で、事故後の記憶は80分間しか記憶できないという設定です。ショートタイムメモリーと言えば、「メメント」とか「50回目のファースト・キス」、あと「ファインディング・ニモ」にもそんなキャラがでてくる。その中で臨んだ和製ショートタイムメモリー映画(そんなジャンルがあるのか知らんが)がコレ

 

 


よく頑張った!!苦しみを超えて最後までよく耐えて観た俺へ ★ 28点(100点満点)

 日本の映画界の潮流を考えると、ここ数年いくつかの流れがあって、一つは予算をかけた大作化であり、テレビドラマやコミックが原作の映画化である。それ以前の観られたものではないレベルの映画から、何とか観られるレベルまで技術レベルは向上している。作品によっては十分面白い作品や個性的な作品が生まれてきており、将来的に十分期待して良いと思っている。その陰でもう一つの潮流は、いわゆる在日ムービーであり、在日会社のシネカノン主導で、数々の作品を生み出している。「Go!」とか「血と骨」などがあり、その成否は横に置いておいても一つのジャンルとして生み出している。

 で、この作品は期待と諦めが相半ば。いろいろな批評で評価の高い作品であるのが期待で、監督があの井筒監督であるのが諦め。北朝鮮を共和国と呼んだり、日本赤軍を賛美したり、そりゃもう真っ赤っか。監督の作品は見たことなかったけど、そりゃもう一度は観てみないと賞賛するにも批判できないからね。で観たのが「パッチギ! 」。「パッチギ! LOVE&PEACE」にあわせてテレビ放映してたのでね。

 僕だけかもしれないが、映画を観る前って、一応その映画に関してどの程度のできか予想して観るんだよね。映画評とか予告編などで。この作品もクソ映画臭を嗅ぎ分けたんだけど、そりゃもう評論家絶賛ですよ。期待値が高く実際のツマラナイ映画を観ると評価は低く、期待値が低くてもそれなりに面白い映画を観ると実際の評価は高くなりがちに。この映画に関して言えば期待値は低かった(もっといえば最低レベル)だったのに、、、、、、

▽▼ネタバレあり▽▼


冷静になってよく見るとやはりアラが・・・・なんちゃって感動大作 ★★★ 56点(100点満点)

 順序が逆ですが、今更「海猿 ウミザル」を鑑賞。一応ですね、この作品は一度見たことがあるので、今回は二度目です。なので続編のエントリーが先だけど、問題ナッシングで、結果オーライです。

 同じ映画を二度見ると、細かいところまで気がつくわけで、そうすると新しい発見があると言うよりは、アラが目立ってしまう映画です。本当に良い映画だと何回観ても、寄り深く入り込めて、細かいところの描写が良くできるなと感動するもんだけどね。気になったのは、ムードを作って観客の気持ちを制作者の意図通りに誘導しようとする仕掛けがミエミエなこと。細かいリアリティーを無視しているところ。特に主人公は海上保安官で、常に冷静な判断を求められなければならないはずなのに、感情的な行動をとることが随所に見られるところ。またそれが物語の中では良しとされているところ。

▽▼ネタバレあり▽▼


1時間分くらいカットすればかなり良い映画 ★★ 46点(100点満点)

 HDレコーダの奥に眠っていた「壬生義士伝」いいかげんHDの容量が満杯に近いので観ることに。いったいいつ放送したのかね。おそらく正月くらいかな。

 時は幕末、中井貴一が演じる吉村が新撰組に入隊するところから始まる。時代は尊王攘夷派におされ、薩長の新政府軍によって掌握され、新撰組は崩壊というのがメインストーリーだが、あくまでもそれらは物語の舞台で、その中の人々の生き様が話の中心なんですな。


▼▽ネタばれ▼▽


海猿を学芸会バージョンにしました ☆ 9点(100点満点)

  前作の「海猿」は劇場で観て、そこそこおもしろかった記憶があるのだが、この「LIMIT OF LOVE 海猿」の方は未見で、テレビ放送をきっかけに観ることに。ストーリーはフェリー事故で取り残される乗客とともに脱出をはかる海上保安官の話。ちょっとしたポセイドンアドベンチャー

 まず気になるのが、映画全体特に前半部分の緊張感のなさ。その緊張感のなさの中で次々と巻き起こる新たな事態で、その緊張感のなさをカバーしようとしてるんですな。もう一つ、この作品を悪くしている決定的なところは、タイトルにもあるLOVEの部分。

▼▽ネタバレあり▼▽


船頭多くて船山に上る ★★★ 58点(100点満点)

 テレビシリーズでおなじみの「鬼平犯科帳」の劇場版。何がすごいって、レギュラーメンバーに加えて、岩下志麻、藤田まことなど豪華なキャストが揃い、TV版のレギュラーで亡くなった江戸家猫八や高橋悦史がこの作品に出演している。ゲストの道場六三郎はご愛敬。

 ベースのストーリーがしっかりしているので、安心して楽しめる。「その割に評価が低いのはどうして?」という疑問はごもっとも、どうして66点かというと、上記のキャストの豪華さがすべてだから。

▼▽ネタバレあり▼▽


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